あっきーの日記

2004年03月22日(月)  ハルウララ

もちろん今日の天気のことではない。
高知競馬で、地方交流受賞の「黒船賞」に武豊騎手が騎乗し、
そのついでに、最終レースで105連敗中の8歳牝馬のハルウララに騎乗した。
マスコミでもかなり取り上げられてかなり過熱気味であった。
ハルウララの単勝馬券を交通安全のお守り代わりにする人も
たくさんいたみたいだ。

武豊の公式HPの日記では、これまでの彼の価値観とは違った状況に
とまどいながらも、競馬の違う一面に触れたことについて
感想を述べていた。

この事についてNEWS23で筑紫哲也も、勝ち負け至上主義の社会に
負けることの意味や意義を述べていた。

勝つことが全てとは思わないけれど、
Only Oneな人生みたいな事がきれい事のように述べられるのは
どうも気にくわない。
もちろん、武豊や筑紫哲也は一言もそんなことは言っていない。

春のセンバツ野球のテーマ曲に例の曲が選ばれたけど、これは変だ。
競争心が向上心をうむ。これは人間なら当たり前。
No.1にならなくていい???試合をやる前にこんな寝言を言うな。
はっきり言ってあの曲は聴けば聴くほど嫌いになっていく。

ハルウララは武豊でも負けた。でも次がある。
しかし重要なのは、次のように彼の感想に書かれていた事だ。
「ここまで連敗を続けなければいけないような馬とは思いません。
 調教や、レースでの乗り方を工夫すれば、
 もっと早くに芽が出ていたのではないかと感じました。」
大事なのは、Only Oneになることではなく
No.1になれなくても、No.1になれるように頑張ること。


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