もちろん今日の天気のことではない。 高知競馬で、地方交流受賞の「黒船賞」に武豊騎手が騎乗し、 そのついでに、最終レースで105連敗中の8歳牝馬のハルウララに騎乗した。 マスコミでもかなり取り上げられてかなり過熱気味であった。 ハルウララの単勝馬券を交通安全のお守り代わりにする人も たくさんいたみたいだ。
武豊の公式HPの日記では、これまでの彼の価値観とは違った状況に とまどいながらも、競馬の違う一面に触れたことについて 感想を述べていた。
この事についてNEWS23で筑紫哲也も、勝ち負け至上主義の社会に 負けることの意味や意義を述べていた。
勝つことが全てとは思わないけれど、 Only Oneな人生みたいな事がきれい事のように述べられるのは どうも気にくわない。 もちろん、武豊や筑紫哲也は一言もそんなことは言っていない。
春のセンバツ野球のテーマ曲に例の曲が選ばれたけど、これは変だ。 競争心が向上心をうむ。これは人間なら当たり前。 No.1にならなくていい???試合をやる前にこんな寝言を言うな。 はっきり言ってあの曲は聴けば聴くほど嫌いになっていく。
ハルウララは武豊でも負けた。でも次がある。 しかし重要なのは、次のように彼の感想に書かれていた事だ。 「ここまで連敗を続けなければいけないような馬とは思いません。 調教や、レースでの乗り方を工夫すれば、 もっと早くに芽が出ていたのではないかと感じました。」 大事なのは、Only Oneになることではなく No.1になれなくても、No.1になれるように頑張ること。
|