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母娘の関係 |
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| 過去 : 未来 : メール | 2007年01月05日(金) | ||
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ダーリンの従妹がクリスマス頃に結婚した。 高校を卒業してから関東へ行きそのままそっちで就職、結婚でほとんど顔を見たこともない従妹だ。 でもそこの伯父さん、伯母さんには世話になっているということもありお祝いを持っていった。 義母の話によると、その結婚された娘さんと伯母さんはあまり上手くいっていないようだった。 何をするにも自分で決めて、親を頼らない。 この結婚も突然だった。 それでも30歳をすぎる娘の結婚をとても喜び、伯父さんと 「これであの娘との関係が修復できるのかも。」 期待した。 結婚をする前にいろいろと打ち合わせがあるのでこちらから東京まで行きあちらさんの親と会食をしたりする場面はあった。 家族同士で話をするときは普通に会話があるのだが、それでもその娘さんはわざわざ遠くから来た親と一緒に時間を過ごすということはなかった。 あちらさんから結納金をもらってもその中身(金額)を親が知ることはなかった。 娘さんは親との時間を避けているようにしか思えなかった。 「結婚式もすべて自分達でやるから親は何もしなくてもいい。」 普通、ドレスにしても着物にしてもお嫁さんになるときは母親が何か世話を妬きながら傍にいるものだが、伯母さんは結婚式当日も娘さんの傍にいることはなかった。 「どこにいるのかわからない。」と言うのだ。 伯父さんは花嫁姿の娘を初めて見たのは腕を組んで教会のヴァージンロードを歩くときが初めてであり、もちろん伯母さんもその時が初めてだった。 会場の係りがお金の件で何か打ち合わせたいときも、 「妹さんの○○さまいらっしゃいますか?」 と親ではなく妹を頼り、親を全くシャットアウトしているようにも感じた。 伯父さんも伯母さんも地元で工務店を営むしっかりした方だ。 頼りないわけではない。 そんな二人の様子を結婚式に参加した義姉は「かわいそうだったよ」と言った。 結婚式の親への手紙は 「私は親にも相談せずにここまでやってきました。自分で何もかも決めたから弱音を吐けないと思って一人でやってきました。」 という挨拶を淡々と読んだと言う。 涙はない。 年が明けて伯母さんが内祝も持ってきた。 地元の工芸品である漆器の器だ。 私も何かのお祝いのときに贈ったことがある。 中身を開けたら菓子器だったんだが・・・・一目でわかる、それはひどい凹みと傷があった。 しかも私だけでなく、義母がもらったものも傷がついていた。 こういうものは伝統を守る職人が自分の誇りをかけて作るのでこんなものがあってはいけない。 ましてや「内祝」だったのでその包装紙の店に問い合わせて見た。 |
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