親の鏡


 過去 : 未来 : メール 2006年05月16日(火)


家庭訪問のシーズン。

先週と今週でうちの子たちも家庭訪問が終わった。


ミホは

「いろんな才能を持っているお子さんです。」

と、他にも特に何も言われることもなくすぐに帰られた。

ミホは一見いつも本ばかり読んでてインドア派の大人しい子に思えるが、去年応援団員をしたことがきっかけに皆の前に出るようになった。

マラソン大会では上位入賞、大きな声を出すのが好きなど、転校してきたばかりのときはこれで友達ができるんだろうかと心配したが、3年たった今では仲良しの友達もできて、まずまず心配はないと思っている。



一方カホ。

予定より30分も早くみえて、慌てて掃除機を片付けたかと思ったら


「カホさんは家でもよく泣くんですか?」


カホは学校で一日に一回は泣くようだ。
以前はもっと泣いていたので減ったと言えば減ったのだが。
泣く理由はいろいろで誰かが悪口を言ったとか、蹴られて痛かったとか・・・。

去年までは教室に友達がいなくて休み時間毎に職員室に行っていた。
自分の居場所がなかったのだと思う。

今年になってそれはほとんどなくなったようだ。


「カホさんは大人に甘えるのは上手ですが、同級生と上手に遊ぶことができません。」

理由は

いつも自分が一番でなければならないこと。
自分が仕切りたいこと。
何でも自分が独占したいこと。
大人の前と友達の前では態度が違うこと。





「だから友達がいないんです。


この時期に同級生と遊べないと言うのは異常です。」







そこまでズケズケと言われる先生の言葉にショックを覚えた。
でも思い当たるところはたくさんある。





「友達に対する言葉遣いがキツイです。」




これは私の言葉遣いが原因しているのだと思う。


まさに子は親の鏡というべきか・・・・。



カホが学校から帰ってきてなぜか嬉しそうに


「先生なんて言ってた?」


全部を正直に言えなかった。





親子で指摘された点を見直していきたいと思う。




でも何となくショック。







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こんな時に話せる相手は彼しかいないのになぁ・・・。

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