合格発表


 過去 : 未来 : メール 2006年02月22日(水)


私たちの県の高校入試には

「特色化選抜」

というのがある。
公立高校の一般試験の前に受ける試験だ。

高校側が特色化選抜の枠を設けててその枠を狙ってほとんどの子が受験する。

普通化は基本的には学力を問うが、工業のような専門校は実技テスト?もあるようだ。
試験は面接や小論文、教科テストはたくさんではない。

あと、部活動で活躍した子は受かりやすい・・・。

何となく青田刈り・・・・・にも見える。

でも学力では受からないけど、部活動でなら高校に行けるのだ。

その場合、高校に入ってからついていけるのかどうかが疑問だ。


5教科で100点取れなくても、内申点が18以下であろうと特色化で合格していく高校がある。

そこの学校はすでに定員割れしていることもあるし

特殊な部活動があるのでそこが引っ張るのだ。

学校内で問題行動が多いある生徒。
学力だって英語に関すれば毎回「1」のレベル。

「何とかなるって。」

と言って何もしようとしなかった。


そんな生徒が本当に高校に入れる姿を見ていると疑問に思ってしまう。



その試験の合格発表があってやはりその子は合格した。

今回の特色化選抜の合格者は11人だったそうだ。


校長先生が合格者のうちの二人を呼んで話をした。




「合格おめでとう。今までの汚名を返上して卒業するまでにみんなのためになることをしなさい。」





二人のうちの一人はその後すぐに保健室へ行って


「あの、くそ校長っ!」




家に帰ってダーリンにその話をした。


「うちの校長はそんなことしないよ。誰もが合格して嬉しいのに特定の子だけ呼んでそういう話はしてはいけないと言っているし、今、お小言を言ってもそういう彼らに入っていかないよ。今まで散々指導してきたわけでしょ?」





いろんな考え方があると思った。



「どんな生徒でも合格しても嬉しいのだ。」


そうだよなぁ。


学校であったら「おめでとう」と言ってあげたい。

例え彼らが私に反抗的な態度を取っていても「おめでとう」は「おめでとう」だ。









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学校を辞める子が多いのも事実。

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