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2002年09月17日(火) よわいのは悪いことなんて云わないでお願いだから

入院中、家で電話。
かけたのかかかってきたのか記憶無。
電話のベルをきいたような。

かさぶたはみにくい。
赤い傷は
きれい。

花みたい。
痛みを感じることで
ゆるされていく気がする。

でも、つらい。
切らなきゃ生きていけないのは、悲しい。

なかよしのMから電話。

「電話出ないから」
「あ。入院してるの」
「?」
「ええとね。手首切っちゃうの、止められなくて」

たいしたことないんだけどね、と笑うわたし。

たいした傷ではないのは十分承知。
ただ、自分の躰を切り刻まないと息をしてられないのが
呼吸困難で、くるしいだけ。
口をぱくぱく。
金魚みたいに。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
わたしは
誰にあやまってるんだろう?


Mに
「自殺なんて傲慢だとおもうのね。リストカットくらいじゃ死ねないから。あれは悲劇のヒロインぶる人がやるものなのね。おなか刺したり首をつったりするほうが碓実だから」
と云われる。
「そうかーじゃあ今度はおなか刺したりするよ」
死ぬ気はなく、からっぽなまま云う。

「るうちゃんの親の考え方変えた方がいい」
「わたしの親はMのご両親みたいにものわかりのいいひとたちじゃないから。
それに、過去と他人は変えられないでしょう?」

話してわかってくれるような人たちだったら、とっくにそうしてる。

「あのさあ、そんな風に毎年夏入院して治るもんなの?」
「誰も心のなかに闇はあるとおもうのね」
たて続けに云われる。
今のわたしじゃこの話きけないよう。。。
「ごめん。Mに話したのがまちがってた。私、もう病院もどらなきゃ。ごめん、切るね」
と云ったら
「だからそれが被害妄想だってば」
と叱られた。
うええん。



あーー人選ミス。




るう |MAIL




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