Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 生徒さんとの人生相談・・・

 1時間のレッスンのはずが3時間に。

 作曲で オリコン1位とかを夢見る生徒さん。

 彼の作るものは、まっすぐで、いいメロディーや詩だなって思う。

 
 今 彼のお母さんが 余命数ヶ月〜? という状態。

 お母さんご本人も、自分の寿命を自覚している。

 音楽の道に進みたい彼の夢を 反対しているらしい。

 公務員一族らしく、公務員、正社員にならないと まっとうな人生じゃない・・・

 っていう考え方があり。

 でも、彼が本当にやりたい事をやりなさい、とも言っている。


 彼が作った曲を、ご両親に まだ聴かせた事がないと言う。


 一曲だけ、届けようよ。  

 と 言った。

 芯の部分で わかり合いたい・・・ と 思ってると思う。

 死別後には、それがかなわない。

 一生、「自分の夢については わかり合えなかったなぁ・・・」って 
 
 寂しさを抱え続ける事になる。

 売るため、音楽で生計をたてるため、じゃなくて

 今 お母さんに 恩返しをしたいって 率直に思ってる そのパッションを

 曲に・・・。


 「ネタにしてるみたいで、自分を咎めてしまう」 と彼は言う。

 確かに、そう感じるだろうな。

 
 「今 感じてる事、絶対 一生の中でも 最も大事な感情だから
 
  それを、メモでも何でも 書き留めておくのは ノルマね。」

 と 強く 念を押した。

 それは、音楽のネタにするしない って次元じゃなくて

 10年、20年後に 今の想いが風化してしまわないよう

 鮮明に 記憶から 蘇らせる事が出来るよう

 そのための作業。

 歌詞なんかじゃなくていい。 

 このエンピツみたいに、赴くまま連ねた 日記でいい。

 眠れない想念、今までの後悔の念、感謝の祈り、

 それら 今 感じてるあらゆる感情は、一生の財産になるはずだから・・・

 音楽を 作り出すとか 売るとか その次元を 後回しにして

 母への愛情の確認の意味で 書き連ねてて欲しいなって・・・思う。
 

 そして、願わくば 詩や 音楽で お母さんに 届けば・・・
 
 いいのだけど・・・

 
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 強く、そう願えるのは・・・

 ここ数日の 自分の苦しさが

 幼少からの、親との通じ合わなさから 来てるんじゃないかな・・・って感じてて

 そろそろ、わだかまりを解きたいと 努力している。

 家族にも、友人にも、助けを求めようと。

 自分自身が 本当に感じてることを ダイレクトに出せるようにと。

 
 親の機嫌を損ねないように 自分の感情を殺して来た。

 まだまだ もっともっと ワガママを言いたかった。

 ケンカして 仲直りして もっと本音出したかった。

 でも 無理やりでも、常にいい子でいる事を 無言で強要されていたと思う。
 
 
 周囲は 私を信頼してくれてるのに

 私が 周囲を 信頼しきってない。

 それは、

 「いい子の私には 皆 気持ちいいから 近寄るでしょうけど

  本音を出した私は 皆 嫌気をさして いなくなるはず」

 という前提で 人と付き合う事しか 出来てなかったから・・・。

 
 そして、本音を出せない鬱積から、人を恨み、結果的に 孤独を選ぶ。

 もう そのサイクル、いい加減 打破したい。

 いい子でいながら人を恨むのは、もうやめたいんだ。

 周囲の人が 私を愛してくれている だから今の私がいる

 っていうのが 最近 ちょっとだけ実感できてきた。

 あとは、私が 周囲の人を 掛け値なく愛する感情を 持ちたい。


 
 こんな風に 思えるようになったのは

 ここ2〜3年の出会いが すごく大きい。

 婚約者、師匠、恋人、シンガーの友人、

 教会合唱団の方々、ケーキ屋さんのオーナーの女性、生徒さん etc・・・

 この人たちとの出逢いが 最も大きい。


 特に、恋人・・・

 ここ数ヶ月 ぶつかってて 大変だけど・・・。

 今日、生徒さんの相談を聞いていて ふっと思った。

 彼は 毎日 数時間・・・すごい長い時間を使って

 私と話をし続けていてくれてた。

 自分の話を がーーっと押し付けることも多かったけど

 私の話に ちゃんと耳を傾けてくれている時間もあった。

 何度も、何百回も、 同じ 堂々巡りを繰り返す私を、

 何百回と 励ましてくれてた。

 その真心を・・・

 どうして 私は 感じ続けることが出来ず、

 疑いの心を持ってしまうんだろう。

 自分に悲しくなる。


 「左脳の悪魔」って表現を 先日したけれど

 これは 科学的に解析したら 「うつ病」の 症状かも・・・。 
 
 セロトニンやノルアドレナリンがちゃんと分泌されてないのかな。

 HPで読んだら、甲状腺機能の低下も一因な事があるらしい。

 甲状腺ガン摘出したから 関係あるかもなあ。
  
 
 彼に、伝えたい・・・。

 私が どうしても どうしても どうしても 打破出来ない

 人への疑い、比較して卑屈になる思い、これらは

 私自身の 気の持ちよう では どうしようもないんだきっと。
 
 やっぱり 科学的に 病気の症状なんだと思う。

 理解して欲しい・・・そこだけは・・・。


 彼とは、本当は、

 クリスタルのような輝きを持った 純度の高い愛情が あるはずなんだ・・・

 通じ合いたいんだ・・・

 

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 恋人の奥様から、CDが届いた。

 (・・・突然この日記を読んだ方は 意味不明かも(^^;) すんません・・・。)

 
 友人と一緒に ご自宅にお邪魔した時に、

 友人が 奥様の聴く音楽に興味を持ったので

 「じゃぁCD 後日 差し上げますね」

 と好意で言って下さった。
 
 
 おそらく うっすらとは、解ってるんだと思う・・・。

 旦那様には 大事な家族がいるけれど、私という想い人がいる この状況を。

 その上で・・・ 直筆の手紙を下さった。

 CDのこと 桜が咲き誇っていること

 一見、何てことのない さりげないお手紙。

 
 彼を 愛することが 私と共通項の、彼女。

 シンパシーを感じない訳がない。
 
 すごく、近い女性・・・ だと思う。

 恋人も、しきりに「女房と同じこと言うね」なんて私に言う。

 「不思議に、似てるんだね・・・」と。

 なんて 純真無垢で、 酷な 恋人でしょう・・・。

 奥様にも、私の事を 相談したり してるみたい。

 もちろん 付き合ってるなんて言わないけど。

 一般的な考え方でいけば 悪魔・・・ってなるのかもしれない。

 
 奥様も、私も

 彼の 無邪気さから来てるのが 理解出来るから・・・
 
 嫉妬に苦しみながらも、愛することが やめられないんだろうな・・・。

2005年04月15日(金)
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