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■ タレント
おととい。
師匠の 私の年代くらいの頃の音源を聴かせてもらった。
フルオーケストラあり、ブルージーなロックあり、カッコイイアニメ主題歌系あり・・・
その膨大かつダイナミックな偉業の数々に
唖然、呆然、立ち尽くし・・・。
昨日は 私の無価値感に また苦しんでしまった。
嫉妬、絶望感、孤独感・・・色々。
師匠は 繰り返し 繰り返し 言ってくれる。
「君の才能 俺は認めてるんだよ
俺だってさ
逆に 実は 君の才能に嫉妬する事もあるんだよ
ドラマの時も 結果が出ているし(私の曲も積極的にオンエアされていた)
あの頃 君と出逢っていたら 俺こそ 無価値感に苦しんだと思うよ」
って。
それこそ100万回、言ってくれている。
でもそれでも
師匠の やってる事の 桁外れさに
自分は 100年経っても絶対無理って
悲しくて 泣いて泣いて・・・
翌日(昨日)朝、 ルーマニアシンガーと電話。
師匠・彼女・私のユニットの曲を 違うピアニストに聴かせたら
その子は すごく感動してくれて、 同時に ちょっと悲しそうだったそうだ。
彼女からしたら、
クラシックピアノの賞歴などもあり
ポピュラージャズピアノも弾き
その上 アレンジやレコーディングをする 私に対して
無価値感、嫉妬心 みたいなものを 感じたんだろう。
シンガーの彼女の言葉。
「みんな、歩くスピードは 違うよ。
師匠 は 師匠 です。
snow (私) は snow です。
私(シンガー)は 私 です。
私も snow に やきもちやくよ。
でも 悲しくて 何も出来なくなるまでじゃない。
意味ないです。
snow は 2年前より 沢山のことできた。
ポピュラーピアノすごくよく弾けた。
アレンジ コンポーズ 素晴らしい。
本当すごいです。 師匠は 沢山のすごいこと 出来たかもしれないけど
メロディは snow の方が いいかもしれない。
彼は クラシックピアノ弾けません。
皆 持ってるタレント違うです。
だから 自分が 前より出来たことを喜ぶ。
それだけ。いいじゃない?(^-^)」
うん。
師匠と 同じことを 言ってくれた。
でも 彼女に言ってもらったら 心が ほぐれた。
嬉し泣き。
で 今日 メロ作りをしてて 気づいた。
私 カメだ。
進みが遅い。
でも 大事なものを 素通りせず 味わってる。
師匠が言ってた言葉
「君が 作ってきた 作品を聴いてると
穴があったら入りたいと思う時があるよ。
俺が 猿まねみたいに “こんなかんじ〜”なんて作ってるのに
君が ホンモノを作ってくると
自分が 恥ずかしくなったりする。
音楽に対して 本当に誠実なんだよね。」
そう いつも言って 人を励ませる師匠の方が素晴らしいんですが・・・(^^;)
でもね、カメなりの魅力 あるんだ きっと・・・。
そう思った。
生涯の 曲数は 彼のひょっとしたら5分の1 とかかもしれない。
でもいいや。
一曲一曲の輝きを 磨けば。
一曲くらい 日本中(世界?(^^;)は想像つかないけど)
皆に感動してもらえたら・・・。
それがいいな。
2005年01月21日(金)
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