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■ コンクール予選終了
昨日は、あるピアノコンクールの地区予選。
生徒さん2人と 私の3人で受験した。
練習、辛かったけど、何とか通った。
生徒さんも 一人通った。
一人は残念だったけど・・・ もう一息。
一年を通して、こういう活動を何もしないと、
ピアノの腕が落ちてしまうのが怖くて
一回は 受けるようにしている。
一流のクラシックピアニストとしての活動を
目指している訳ではないので、
例えば 日本音楽コンクールみたいな
合計1時間分も2時間分もある課題曲を 過酷にこなしていくような
そんなスタンスの物は チャレンジしない。
そこは、私の道じゃないと 決めたから。
でも、伴奏など 様々な活動をする中で、
そういう渦中の方との関わりも、多数ある。
前から書いている 芸大首席卒のヴァイオリニストの
お母様(ソプラノ歌手の方)の伴奏をしているんだけれど
おのずと、そういう 世界一線級のレベルの発想になる。
共演するヴァイオリニストの方と、そのお母様と 3人でのティータイム。
「ああ、あの 何だかわからない 胡散臭い感じのコンクールね?」
と、ヴァイオリニスト。
初回位に、審査員をされていたらしい。
その 胡散臭げな コンクールに
何ヶ月も、泣きながら練習して、予選何とか通って・・・
みたいな活動をしてる私が
ひっどく みじめに 思えてきてしまった。 自分で 自分に 「どこの馬の骨ともわからない 胡散臭いピアニスト」 というレッテルを 貼ってしまった。
音楽の本質、そうじゃない。
わかってるはずなのに。
クラシック界の人間関係に 身を置いていると
幾度となく、そういう みじめ感に 襲われて
狂いそうになるんだ。
それは、ヴァイオリニストの方のせいでもなく
そのソプラノ歌手の方のせいでもなく
自分が、被害者意識から 抜け出せないでいる・・・
そう、自分の 「レッテル貼り」のせいなのは、わかっている。
この言葉も、認知療法の本にある。
家に帰って来て、また 泣き崩れながら これ書いてる。
その方のお家は 見事な位 カントリー調にまとめられていて
ベランダには 見事に咲き誇る 花達。かわいい猫ちゃん。
ご主人が 畑で野菜を作り、山からきのこを採って来て
お母様は 自家製ケーキで来客をおもてなし。
うそみたいに理想的な空間。
師匠のお宅も。
都内の閑静でハイソな地域、近くには川が流れて。
ご家族で南国にしょっちゅう出かけては ダイビング等を楽しむ。
比べる事じゃないのに・・・・
ADHD や 鬱 傾向のある私には
そんな行動の かけらもこなせない・・・
人それぞれなの、わかってるのに・・・・・
無価値感から 抜け出せなくて
この苦しみ、一人でいると どんどん増幅して
以前は、誰か・・・・・
男の人と会ったりして 紛らわしてた。
でも、今は 一人で 耐えたい。
一人で、抜け出して、
いい音楽を 奏でられるように
努力する時間に なるべく多くの時間を 費やせるように
一人で・・・・・
キツイ・・・・・・・・
2004年08月11日(水)
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