Gift -spiritual song- 
Bordeaux Snow



 無価値病 その2

 今日は 8月にドイツ風ビアホールでやる ライブのあわせ。

 ソプラノ歌手二人、ヴァイオリン、ピアノ(私)。

 そのヴァイオリニストは、東京で活躍されている

 重鎮色ただよう おじさま。

 フルートも、ケーナも吹く。どれもが、めちゃウマ。


 合わせ時に、初めて見せられた楽譜、知らない曲で、

 ジャンルも ロシア民謡、アルゼンチンタンゴ、カンツォーネ、

 昭和歌謡曲、シャンソン、ジプシー系クラシック etc.

 私にとって かなり 範疇外の音楽が多い。

 嫌いとかじゃなくて、無知。


 も〜う、どうしていいのか、さっぱりわからなく、おろおろ。

 楽譜も ええかげんなコードと メロだって あんま書いてなくて。

 どーやって 伴奏せって言うのよ( ̄∇ ̄;A)


 でも 「この曲 知ってますよね?」的に扱われると

 ああ 知らなくて出来ない私は 何て無価値なんだろう・・・ 

 と かなり テンパる。


 東京のプロの方達は やっぱ 曲をどんだけ知ってるか、

 日頃から 色んなジャンルの奏法の研究をされてて

 ぶっつけで ある程度形にしてしまうんだろうな。


 そう思うと 

 この地方では 矢継ぎ早に 大事な仕事をもらえる私だけれど

 所詮 井の中の蛙・・・なんだよな って 

 それに気づかないで 何か 行けそうだっ て 思い込んでた私が

 ばかみたく、恥ずかしくなる。


 師匠は 私の才能を褒め称え、もうイケルような

 夢心地にさせてくれるけれど・・・・・・・・・


 けして、けして そんなことはないぞ。

 出来なさすぎる。

 
 ピアニストとしてやって来て、ピアノがそんな無様で。

 これから本腰入れようと思っている、作曲分野だって

 機材の事、音楽理論の事、バンドやオケ各楽器の知識、レコーディングの知識、

 オーケストレーションの事、・・・・・ 膨大にありすぎ。

 
 87年なんかじゃ すまないような気がしてる。
 
 
 

2004年07月05日(月)
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