TENSEI塵語

2008年08月02日(土) 左腕不随から1週間

あの、底知れぬ不安に取り憑かれた日曜日から1週間。。
翌日の診察で、結局笑い話のようなところに落ち着いたものの、
(つまりは、首の寝違えじゃないけれど、腕の寝違えみたいなもので、
 脳の中でトラブルが発生してるわけでもないし、
 頸椎の障害でもなかった、というありがたい診断)
しかし、首の寝違えなら、日に日に回復が実感できるものだけれど、
この腕の寝違えなるものは、快復の兆しも感じさせない。
ずっと不自由なままである。

その基本形。
左手の手のひらを上に向けてる時は、手首を上下に曲げたりできる。
しかし、手のひらを下に向けると、手首はもうぜんぜん動かない。
垂れ下がるばかり、、、幽霊の手だ。
グーやチョキは何とかできても力なく、パーはムリ。
その指は動かせないわけじゃないので、
物を持ったりつまんだりはできるし、右手の作業の補助もできる。
しかし、あまり熱心に働かせると、
自然とますます手首が内側に折れて行くので、疲れる(少々痛む)。


きょう、市吹の練習日で、指揮だからいいやと思ってたら、
左手で譜面をめくるのに難儀をした。

診察の翌日にはたと気づいて困ったのは、
しばらく楽器が弾けない、という事実だった。
たぶん、この状態で何とか演奏できるとしたら、
チューバかユーフォニウムのように、
左腕で楽器を抱えるようにして右手の指を駆使するタイプだけだろう。
ホルンも可能かもしれないが、トランペットやトロンボーンだと、
左手で楽器を支えることさえできないだろう。
その他の、両手を使うのがあたりまえの楽器だと論外である。

PCのキーボードに左手を置けないのも困りものだ。
置こうとすると、手首がかなり高いところにとどまって、
そこからだらりと下がった指先がキーボードに触れる状態。。。
手首を下ろして、普通の形にしてやると、指がぜんぜん動かない。
だから、右手だけでキーボードを押すしかない。
かなり仕事の妨げにもなっている。。。

受話器やケータイを左の耳に当てるのもかなり難儀である。
右手でケータイを操作するなんて、今までほとんど経験なかったのに。



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