きょうの2時間目は、2年生のあるクラスの現代文の授業で、 学年末考査後は全面的に読書にしていて、きょうはそこでは3回目だった。
教室に入っていくと、何も言わないのに本を用意して読み始めた。 前回も前々回もそうしなさいというような指導はしていない。 出欠を確認して帳簿に記入し終えたころには9割以上が読書に入ってた。 2〜3人がまだ小声で喋っていたが、すぐに読書に入った。
違うがなー。 ここは、教室を回りながら、生徒と少し言葉を交わしながら、 だんだんと読書の態勢に入って行くんだがね。 前任校ではたいていそうだった。
きょうは短縮授業だったので45分弱の時間だったが、 それから私はぜんぜん声を発せずに、自分の読書をした。 声を発したのは、チャイムが鳴り終わった時の「終わります」だけである。 終わりのチャイムが鳴っても、大半が読むのをやめない。
こうして見ると、彼らが読書好きに見えてくるのだが、 図書館利用状況が近年最悪の学年なので、読書を採り入れてみたのだ。
この読書タイムを始める前は大きな不安を抱いていた。 20分以内の読書タイムならまだしも、授業時間全部は長い。 本を用意してくる生徒も半分以下だろうと思っていた。 とにかく、図書管理用だけでなく、国語の授業のようすを見ていても、 読書とは無縁の生徒がほとんどだと思っていたせいでもある。 ところが、2回目以降はほぼ全員が本を自分で用意しているし、 私語を注意する必要はないし、途中で眠りそうになる生徒も稀である。 ちゃんと図書館に本を借りに来た生徒も何人かいたようである。
今までももっと積極的に取り組むべきだったなぁ、と思う。 前任校よりも、読書指導がうんと楽にできるようだし、 目論見どおり、図書館利用の増大にもつながりそうである。
しかし、触発されてやってみた他クラス担当の非常勤講師は、 私語を注意して回ってるうちに1時間終わってしまったと言っているから、 日頃の教科指導の姿勢や、雰囲気づくりも問われるようだ。
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