TENSEI塵語

2008年03月12日(水) 驚いた!

きょうの2時間目は、2年生のあるクラスの現代文の授業で、
学年末考査後は全面的に読書にしていて、きょうはそこでは3回目だった。

教室に入っていくと、何も言わないのに本を用意して読み始めた。
前回も前々回もそうしなさいというような指導はしていない。
出欠を確認して帳簿に記入し終えたころには9割以上が読書に入ってた。
2〜3人がまだ小声で喋っていたが、すぐに読書に入った。

違うがなー。
ここは、教室を回りながら、生徒と少し言葉を交わしながら、
だんだんと読書の態勢に入って行くんだがね。
前任校ではたいていそうだった。

きょうは短縮授業だったので45分弱の時間だったが、
それから私はぜんぜん声を発せずに、自分の読書をした。
声を発したのは、チャイムが鳴り終わった時の「終わります」だけである。
終わりのチャイムが鳴っても、大半が読むのをやめない。

こうして見ると、彼らが読書好きに見えてくるのだが、
図書館利用状況が近年最悪の学年なので、読書を採り入れてみたのだ。

この読書タイムを始める前は大きな不安を抱いていた。
20分以内の読書タイムならまだしも、授業時間全部は長い。
本を用意してくる生徒も半分以下だろうと思っていた。
とにかく、図書管理用だけでなく、国語の授業のようすを見ていても、
読書とは無縁の生徒がほとんどだと思っていたせいでもある。
ところが、2回目以降はほぼ全員が本を自分で用意しているし、
私語を注意する必要はないし、途中で眠りそうになる生徒も稀である。
ちゃんと図書館に本を借りに来た生徒も何人かいたようである。

今までももっと積極的に取り組むべきだったなぁ、と思う。
前任校よりも、読書指導がうんと楽にできるようだし、
目論見どおり、図書館利用の増大にもつながりそうである。

しかし、触発されてやってみた他クラス担当の非常勤講師は、
私語を注意して回ってるうちに1時間終わってしまったと言っているから、
日頃の教科指導の姿勢や、雰囲気づくりも問われるようだ。


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