国会で暫定税率継続か廃止か、という論議が始まっているようだが、 少なくとも、この暴騰の間はちょっと外してもらってもいいんじゃないか、 というのが庶民の感覚である。 また2、3カ月前の水準に落ち着いたら、元に戻して、 それから「暫定」なんだから改めて議論してもらえばよい。 もちろん、いろんなところで税金を取られて、 政府自らも、官公庁も、無駄遣いばっかししてきたことを知らされてるので 野放図な課税には大反対である。 今までの無駄遣いへの反省なく、今までどおり無駄遣いするのなら、 今までどおりの課税などもってのほかである。 無駄遣いをしっかり粛正して、教育や福祉など、使うべき所にしっかりと 配分して、庶民に納得のできる使い道を示した上で、 どういうところにどれだけ課税するかを決めてほしいものだ。
ガソリンの暫定税を廃止したら財源はどうするんだ? とうるさい。 道路くらいだったら、しばらく我慢すればいいんだけどね。。。 自民党が土建屋にゴマをするために必要な財源なのだったら、 もちろんそんな財源は知ったことじゃない。 国民から集める財源じゃなくて、自民党が拠出すべき財源だ。 (しかし、実際、長年の地方での自民党信奉というのは、つまるところ、 税金を利用しての地方へのごますりによるものだったのでは、、?) 自民党は地方が困るぞ、と繰り返している。 どんな風に困るのか、どうも我々にはわかりにくい。
とにかく「正当な」財源に困るのだったら「暫定」に頼るのがおかしいし、 それよりまず、あの莫大な「消費税還付」なるものを廃止したら? と、最近常々思っていたのである。 しかし、いまいち理由付けがよくわからない「消費税還付」である。 どう考えてもおかしいのに、なぜまかり通っているのか、不思議である。 さっき改めて検索してみて、「輸出企業に消費税が還付される仕組み」 というPDF ファイルを見つけて読んでみた。
そこにはまず、普通の消費税の仕組みが書かれていた。
4 消費者 100000円で買う。 税5000円は小売業者に。 3 小売業者 100000円で売る。 税5000円を預かる。 70000円で仕入れ。税3500円は卸売業者に。 差額1500円を納税。 2 卸売業者 70000円で売る。 税3500円を預かる。 50000円で仕入れ。税2500円は製造業者に。 差額1000円を納税。 1 製造業者 50000円で売る。 税2500円を預かる。 2500円を納税。
あ、な〜るほど、こんな風に分けられて我々の消費税が納税されるわけね。
しかし、輸出品の消費税は、実に微妙な話になる。
3 輸出業者 100000円で売る。 税 0円。 50000円で仕入れ。 税2500円は製造業者に。 2 下請業者 50000円で売る。 税2500円を預かる。 材料を20000円で仕入れ。 税1000円を材料業者に。 差額1500円を納税。 1 材料業者 20000円で売る。 税1000円を預かる。 1000円を納税。 4 輸出業者に 2500円を還付。
これは誰も損をしていない。 輸出業者の仕入れ値の消費税2500円が堂々巡りするだけだ。
しかし、こうして分析してみてよくわかった。 我々は日本国内で何らかのものを買う限り、消費税から免れない。 輸出業者だって、国内で仕入れる限り消費税から免れない。 それを国内で売ろうが、国外で売ろうが、それは彼らの勝手である。 国内で売れば消費者が消費税を負担してくれるけれど、 国外で売ればそんな保証はない、、、と言うだけのことなのだ。 それは業者の選択であって、国が責任を負うべきものなのだろうか?
輸出業者が材料なり、部品なり、製品なりを買ったのは国内である。 国内での消費については、国内のルールを守らねばならない。 それを売る先を国外にするか国内にするかは、業者の勝手な選択である。 国内にすれば、消費者がちゃんと販売価格に見合う税を預からせてくれる。 しかし、輸出して儲けたい。 そうだったら、それはもう企業の選択の問題であって、 国家がわざわざ親切丁寧に保護してやる必要などまるでない。
とにかく自民党の政策というのは、庶民に冷たく、大企業に甘い。
|