| 2007年07月16日(月) |
やっぱり、坊ちゃん? |
きょうの天声人語を読んで笑った。
きのう岩波文庫の創刊80年について書いたら、「一番売れたのは何か」と質問をいただいた。答えは、157万部を数える『ソクラテスの弁明・クリトン』である。
古代ギリシャの哲人ソクラテスは、「神々を信仰せず青年を堕落させた」と告発される。『弁明』は、その裁判での反論演説の記録だ。彼は死刑を宣告される。逃亡もできたのに拒み、毒杯をあおいで死んだ。「悪法もまた法なり」の言葉を最期に残したとされる。
「昭和のソクラテス」と呼ばれた人を思い出す。戦後の食糧難時代に、違法なヤミ米を拒み、極度の栄養失調で死んだ山口良忠判事である。「自分はソクラテスならねど食糧統制法の下、喜んで餓死する」と病床日記に残した。この秋で、亡くなって60年になる。
ここまで読んだ限りでは、話が次のように展開するとは全く予想しなかった。
「立派だ」「愚直にすぎる」。感想は分かれよう。だが「ザル法もまた法」とばかりに、事務所費の疑惑に頬被(ほおかむ)りする当節の大臣に比べれば、どれほど「品格」に富むことだろう。論法は同じでも、モラルは天と地ほどに違う。
「李下(りか)に冠を正さず」と言う。だが赤城農水相は、不自然極まる経理処理で「冠を正し」てしまった。疑惑を晴らすには、李(すもも)を盗んではいないと、手を開いて見せるしかない。この場合は領収書を示すことだろう。
かばい続ける安倍首相にも、「仲良し内閣」と批判が募る。首相と赤城氏は、祖父同士も「首相(岸信介)と農林相」の間柄だった。御曹司ゆえの大甘か。 ちなみにではあるが、岩波文庫の2位は136万部の『坊っちゃん』である。
この最後のオチに笑ってしまった。 先日、社民党の福島さんが「ぼんぼんの政治」と言ってたし、 晋三ぼっちゃん、という見方はほぼ一般的のようだ。 晋ちゃんと徳ちゃんは「仲良し」ぼっちゃんたちかね〜?(笑)
ちなみに、きょうの朝日の世論調査によれば、 内閣不支持率はさらにややアップして55%、支持率は30%に微減。 投票先についても、比例・地方とも民主が徐々に増えているようだ。 とにかく、おぼっちゃまに地獄を見せてやらなきゃ、、、 それが今回の選挙の使命だ。国民の使命だ。
今回の調査では、 「最近の発言や行動を見て安倍首相の印象がよくなったか」 という質問を採り入れたそうだ。 よくなった 6% 悪くなった 45% 変わらない 45%
私がこう問われたら、真の答えは「変わらない」なんだけど、 ますます悪くなった、という意味を込めて「悪くなった」と答えただろう。 「変わらない」にも、「変わらずよい」と「変わらず悪い」の2つがある。 ここまで選択肢に入れなきゃあね。。。 それにしても、「よくなった」と思える6%が不思議だ。どこが???
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