TENSEI塵語

2007年02月27日(火) 人権メタボ症候群?

どうもよくわからない。
どの記事を読んでも詳しく書いてない。大体こんな程度だ。

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伊吹文明・文部科学相は25日、長崎県長与町で開かれた
自民党長与支部大会で「教育再生の現状と展望」と題して講演し、
「人権だけを食べ過ぎれば、日本社会は人権メタボリック症候群になる」
と発言した。また、
「大和民族がずっと日本の国を統治してきたのは歴史的に間違いのない事実。
極めて同質的な国」などとも述べた。

伊吹文科相は、人権を「侵すべからざる大切なもの」としたうえで、
バターに例えて発言。
「権利と自由だけを振り回している社会はいずれだめになる。
 これが今回の教育基本法改正の一番のポイント」と持論を展開した。

「同質的な国」発言の前段では、イラクを例に出し
「宗教的対立が激しいと、同じイスラムの中でも宗派が違うだけで
 あれだけ厳しく対立する」とし、
日本を「宗教的に極めて自由かったつな国民が作っている」と述べた。
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まずわからないのが、「同質的な国」と「人権」云々の関係だ。
これらはどういう流れで結びついていたのであろうか?
報道する人が、問題発言だけを抽出しているだけであろうか?

まず、「同質的」とはどういうことであろうか?
俺はお前らと「同質」じゃねぇぞーー(`ε´)
自分たちが自爆テロの脅威にさらされてないからと悠然としているが、
それは我々の、血を流さないことを願う理性のおかげであって、
彼らに我慢ならんことはいくらでもあるのだ。

「人権」というべきかどうか疑問だが、
権利の上にあぐらをかいてメタボリック症候群になっているのは、
税金も含めた大金を、杜撰に運用し無駄遣いして、
それを無駄遣いと思っていない彼らの方なのでは?
そしてまた、どんな手を使ってでも金持ちになり、地位を得た、
勝ち組を徹底的に賞賛し、
一生懸命働いていたのにリストラされた負け組には「自己責任」、、、
庶民の願いは、一生懸命働いて正しく生きていれば、
死ぬまで生活に困ることはない、というたったそれだけのことなのに、
彼らの競争原理は、勝者の価値にしか目が行っていない。
とにかく、彼らの「自由民主」とは、自分たちに大金を献上してくれる
金持ちの好き勝手にさせて、自分もその恩恵に預かって豪勢な生活をする、
それ以外にないのだから。。。
それが彼らの「権利メタボ症候群」である。

彼らは病的状態にあるから、何の変哲もない人間が権利だの人権だの、
そんなことを訴えるのはちゃんちゃらおかしいのだろう。

・・・きょう書きたかったのはこんな話ではなかった。
教育現場における人権と、教育行政における人権について書きたかったのだ。
もう遅いので、また後日。。。


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