風呂上がりにTVをつけたら、どっちの料理ショーをやっていた。 ラーメン対決である。 醤油とんこつvs塩とんこつなのだが、シンプルなラーメンでなく、 さまざまなこだわりを見せるのがこの番組の特徴である。 食べられるわけではないのに、わくわくして見てしまう、 時には腹立ちさえ覚えながら、結局はもどかしさに苛まれるのに、 それでもわくわくしながら見させられてしまう、困った番組である。
ラーメン対決が終わり、スイッチを切ろうかなと思っていたら、 きょうは二本立てでスイーツ対決も始まった。 対決するパティシエは上記リンク先に紹介されているとおりである。 桃アイスとさくらんぼアイスの対決なのだが、もちろんアイスだけではない。 鎧塚の方は、桃の赤ワイン漬けだの、スイカのシャリシャリシロップを ソースに加えたりしているし、 サントスの方は、佐藤錦とフランスのさくらんぼをブレンドしたアイスに、 わらび餅入りのアイスを加え、特選黒蜜を欠けたりしている。 勝者のサントスの店では、明日から期間限定、1日20食限定で、 この「さくらんぼアイスアラジャポネーズ」を2000円で出すそうだ。
この番組の勝負は実際の味の勝負ではない。 あくまでも、作る家庭から完成までの、印象と想像によって競うものである。 実際に両方を食べ比べたらどちらが美味いか、それが問わない。 とにかく、負けた方の料理は誰も食べられないのだ。 作った本人が悔しそうに食べるのを見せられるだけである。 料理の決め手は味であり、それに色を添えるのが見た目である。 見た目がいくらよくても、味がダメならやっぱりその料理はダメである。 そういう意味ではこの番組は不思議であるが、それが魅力でもある。 見ていれば、味に疑いをはさむ必要はないのだ。 これで美味くないわけがない、と思わせるに十分な料理なのだから。。。 美味いのは確か、それでもどっちを食べてみたい? というレベルなのだ。
私は酒飲みの辛党であるが、甘いものも好きである。 しかし、シンプルで少量でよい。 食後のチョコレートひとかけら、100円アイス半分、、、 クリームあんみつやあんみつよりも、あっさりみつ豆が好きである。 だから、喫茶店やレストランのゴテゴテしたやつは敬遠する。 インターネットで見つけてはしばしばスイーツを買ったりするのだが、 今まででもっとも気に入っているのは釜庄のロールケーキである。 ネットで手にはいるのはたいてい冷凍物で、 そのせいか微妙に期待はずれのものが多い中で、 しっかり及第点をあげて、自分の誕生日用に注文したりする。
そういうシンプル派の私にも、きょうのスイーツ対決はおもしろかった。 見るのは好きだし、味を想像するのも楽しいのだ。 味が甘いだけでなく、常にそこには甘いロマンがあるからである。
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