夕食後はさっそくマリオである。 「脳トレ」はしばらくお休みである。 「脳トレ」やらなくても、それ以上に十分脳トレができてるに違いない。 「えいご漬け」をさぼっているのはよくないと思うが、 ドラマでもゲームでも、気に入ったのに出会うと浮気できなくなるのだ。 子どもたちは2、3種のゲームを並行してやることに平気だし、 交互に2種のドラマを見ていた人も知っているが、私にはできないのだ。
10数年前、初めてスーファミを買い、最初にマリオワールドをやり始め、 進めるうちに、これこそ典型的な〈学習〉だ、と感嘆した。 先へ進めば進むほど、データ分析、作戦、記憶、反射神経が必要になる。 特に、データ分析は重要である。 一歩先には思いがけない状況が待っており、その状況を分析して、 どう動かすのがよいか、タイミングも含めた作戦を立てることになる。 それでも失敗したら、細かい調整をしたり、作戦変更も必要になる。 さまざまなデータをもとに、解決法を考案していくわけである。 こんなすばらしい知育玩具はない、、、これが10数年前の感慨だったが、 それ以来、ゲームに取り組むたびにその思いは強くなる。
きょうの目標はワールド5の中間の城でのボス戦を終えることだった。 この城の中は、まずボス戦にたどり着くまでがたいへんだった。 自動でせり上がっていく台の上に、トゲトゲのついた大きな玉が転がって 来て、それに触れないようにジャンプしてかわすのだが、 壁にぶつかって戻ってくるのと、そのまま落ちてしまうのとがある。 その間にスターコインを取ったり、ヴァージョンアップアイテムを取ったり するのだが、うっかりするとせり上がる台とブロックに押しつぶされる。 極めつけは、玉が同時に2つ転がる上にさらに巨大な玉が現れるところ。 しかもアイテムを取らねばならないが、せっかくアイテムを取っても、 すぐに玉に触れて台無しになり、うかうかしていると死んでしまう。
何回かそこで失敗するうちに、すぐに右に飛んで玉を避け、 さらにすかさず左に飛んで避けて、そのまま上に足場に飛んで逃げる、 そういう作戦を思いつくのだが、その時になると忘れてしまっていて、 わずかにタイミングが遅れて、たいへんな目にあってやられてしまう。 何とかうまく逃げて、足場をぴょんぴょん飛びながら逃げていくと、 ブロックにジャンプを妨げられて下に落ちてしまったり、 普通のジャンプじゃ届かないところでダッシュジャンプを使って、 勢い余ってそのまま落ちてしまったり、、、なかなかうまく行かない。
やっとのことでボス戦にまでたどり着いたら、 用意されてある台(いわば土俵である)がつるつるで、 逃げたつもりがそのまま勢いで滑り続けておちてしまったり、 敵の動きにこちらのジャンプのタイミングが合わなくて、あっけなく即死。 夕食後の朝鮮では結局、もう一撃に失敗して全滅した。 それまでの2ステージ分のクリアも水の泡である。 夜中に再挑戦して、やっと攻略してセーブして終わることができた。 その攻略のために使ったマリオは、夕食後の時の半分以下になっていた。
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