TENSEI塵語

2006年05月27日(土) 「ER」

「ER」シーズン7の第9話まで見た。
複数の主要人物がいて焦点がしぼりにくいが、
それぞれの人物の大きなテーマが見えて来るに従って見やすくなった。
グリーンの脳腫瘍、その婚約者コーディの医療過誤訴訟、
カーターの職場復帰への努力、メイ・チェンの出産と里子に出す別れ、
アビーと躁鬱症の母親との確執、ベントンの失職・復帰と甥の死、、、、

第4話か5話あたりまでは、さまざまなことがてんこ盛りで、
つかみどころがない感じがした。
とにかく慌ただしく落ち着かない、、、イライラさせられることも多かった。
イライラの理由は病院内のめまぐるしい喧騒のせいでもあるが、
それ以上に、登場人物たちが軽い言葉のやりとりに終始していたせいである。
このごろやっと彼らは時間をかけて語り合うようになり、
相変わらず病院内はめまぐるしい喧騒の中にあるけれど、
かなり落ち着いて各人物のドラマを見つめることができるようになった。
今後、最大の焦点は脳腫瘍のグリーンの運命ということになるのだろうか?
それとも、どれが中心ということなく、それぞれのドラマが発展したり
おさまったりしながら、多角的に進行していくのだろうか?

私の場合、過去6シーズン分、140話近い歴史が欠如しているわけだが、
まぁ、何とか、そうわけわからないことにも出会わずに見れている。
しかしこの歴史の欠如は、現在の物語を理解するにはさほど支障はないに
しても、感情面・情緒面にはかなりの損失だろう。

今回は、私としては初めて、日本語吹き替えと日本語字幕を併用している。
医学用語が出てきたりした場合に、文字もあった方がいいと考えたのだが、
字幕と吹き替えのセリフとがこれほど違っているとは思ってなかった。
簡潔をモットーとする字幕の言葉の真意を吹き替えが語る場合もある。
こういう見方もおもしろいものである。
今まで音声は原語で、にこだわって多くのドラマや映画を見てきたが、
音声をほとんど聞きとらずに字幕だけを頼りにしていたのは、
ちょっと損な見方をしてきてしまったのかな、と新しい考えにとらわれた。
2回目は、字幕の方は英語にして日本語吹き替えで見るのもいいかもね。。


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