先日から気になっているのが、ピンクの卵である。 校門の前の田んぼの、道路との境目の段差のコンクリート壁をのぞき込むと、 3センチくらいの長さの楕円形で山形の卵の塊がいくつもはりついている。 小さいピンクのつぶつぶが塊になっていて、実に気味の悪い卵である。 見たら目をそむけたくなるようなものなので、じっくりは見ていない。
それが不思議でしょうがないのだ。 晴れた日など、まともに強い陽にあたっているし、 コンクリートなど、焼けつくような熱さになっているだろうから、 干からびてしまいそうな感じである。 普通、生物はこういう環境を避けるのではないだろうか? ざっと見渡しても、そのコンクリートの壁面にしか見あたらないのも変だ。 本来の純然たる自然の中で暮らしていたら、どこに産卵するのだろうか?
私よりも熱心にその卵を観察している人がいて、 尋ねてみたところ、オオタニシの卵だという。 タニシといえば田んぼの水底の泥の中を這い回っているはずなので、 こんな垂直のコンクリート壁を昇って産卵するとは信じがたい。 それで、例によって何でも事典のインターネット検索をしてみたところ、 オオタニシの卵はオレンジ色で、しかも体内で孵化させると書いてある。 どう検索して読んでみても、ピンクの卵はオオタニシではなさそうだ。
教えてくれた人にそのことを話すと、しばらくして、 ジャンボタニシだと、訂正してくれた。 どこがちがうんじゃー、と思いながら検索してみると、ぴったりである。 たとえばこのサイトに紹介されている。
http://konarc.naro.affrc.go.jp/padi/machin/tanishi.html
うーーむ、、納得せざるを得ない。。。 とにかく、ジャンボタニシはコンクリート壁をえっちらおっちら昇って、 卵を産みつけるわけだ。 そして、貼りつきっぱなしで無事孵化するのを願い、 落ちて台無しにならぬことを祈っているわけだ。 ここまでが先週までの話である。 それにしても、あの光景のぶきみなことといったら。。。{{(>_<)}}
きょうで、3、4日雨が続いている。 やっと梅雨らしくなった。 じとじとじめじめむしむししたイヤな天候である。 そういえば、あの卵の群はいったいどうなってるんだろうかと、 怖いもの見たさで、ふっとのぞき込んでみた。 思わず、ぎょえーーっと叫びたくなり、すぐにその場を離れた。。。
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