弟が一昨年と去年参加した、市の「アニメワークショップ」なるもののビデオを見ました。 つまり小学生から高校生まで十数人くらいを募集し、材料と機材を与え、好きなようにアニメーションを作らせてみる、という企画の作品集ですね。 2つの絵を重ねるだけのおもちゃから始まって、16mmフィルムに直接針で絵を1コマずつ描いて短い映画を作ったり、紙人形や色粘土でコマ撮りアニメを撮ったり・・・。 かなり楽しかったです。弟は「NHKのデジスタ(デジタルスタジアム)よりよっぽどおもしろい」と言ってましたが。 子供だから完成度は期待できないんだけど、自粛というものを知らないから、むちゃくちゃな発想が大量に出てきてなんかもう・・・。素人のがきんちょどもが、こんなおもしろいのを作れるんだぁ・・・と思いました。
印象的だったのは、まずは(身内贔屓だけど)弟のかな。 一番年長だけあって完成度が高いしね。 16mm映画は、一本の線がロケットになり隕石に衝突して大爆発、その衝撃波が海の波の線になり・・・と、針で絵を描くことの性質をうまく使ってるし、映画っぽくておもしろかった。 で、色粘土のコマ撮りで、ツチノコの旅(?)をやってたんだけど、これがえらく可愛らしかった。つぶらな黒い瞳で、キューピッドみたいな翼が生えて。しっぽや首の仕草もかわいすぎ。見せたい(馬鹿)。
他にも、2コマアニメで、「おぶち」「のうこうそく」とスーツの男がエンドレスで倒れ続けるのがあったり(自粛を知らないのって怖い)。 色粘土のコマ撮りは面白いのが多かった。 お花見をしていた桜。それがくるりと振り返ると顔がついていて、後を追ってくるとか(ぎょぇー)。 アゴ(というか歯)に凝りまくったゴジラ型怪獣が居たり。その怪獣が(頭が重くて)小さな青虫みたいなのに飛び蹴りで倒されたり。 「火をふくきょうりゅう」という題の作品は、無意味に火を吹く怪獣を、まっくろくろすけみたいな奴等が物珍しげに見物して去っていくというものでした。大道芸扱い。 全く、小学校中学年にして自分の作品に的確なツッコミをし、それをアニメにして笑わせるとは。少年、侮り難し。 それと、シュールな作品で周り(弟含む)をおびえさせた女の子二人組がいました。私はすごく面白いとおもったけど、なんだかダリの絵を見てる気分だったから苦手な人が居るのも納得。あたりのものを喰いまくる恐怖の青粘土が、女の子の下半身を取り込みきれずぐちゃぐちゃの変な球体になってしまったり、といったもの。
・・・あぁ、こういうのを言葉で説明するのは難しいですやね。 ともかく、市でこんな面白い企画をしてたとは、とびっくりしたのと、作品を見て「のえ〜〜こう来るか!?」と(ある意味)意表をつかれまくったのとで、なんだか嬉しくなってしまったのでした。 しかし、それからちっとも勉強は進んでないのでした。あぁ。
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