私の学校の図書室は教室2ツ半ほどの広さしかなくて、それも一部屋は自習用の机で占められているというしょぼいものなんですが、事典や全集をはじめ写真集とか色々と重厚な本が沢山あります。何故か庄子薫の「白鳥の歌なんか聞こえない」のハードカバーがあったりもします。吉村作治の『近ごろの若いもんはなんなんだ私の頃は学生運動でどうのこうのやはり今の教育システムが悪くてうだうだうだ』といった本もあります。 で、妙に感傷的になってしまったりも。あーぁ。全然読まなかったな、とか。いや全集を読む必要はあまりないかもしれないけど。
それはそうと、大阪って日本第二の都市だと思うのですが、そこに(ほんの少しだけど)行って思ったのは、「やっぱり東京が中心なんだなぁ・・・」ってことでした。 NHKの夜のニュースの合間に一瞬流れる、東京・渋谷の風景。あれ、関東地方のローカルの映像だと思ってたんですけどどうしてどうして、大阪でもニュースで「東京・渋谷」をやってるじゃないですか。 すごく些細なことだけど。 東京へのあこがれってあるんだろうなぁ。その郊外に住んでてちっとも判らなかったけれど。
東京ってホント大きな都市だったんですね。 大きすぎるあまり街ごとに特徴がはっきりしていて。神保町に秋葉原、上野、銀座、渋谷、etc... 人が多すぎると却って非人間的になるんですね、雰囲気というか都市そのものが。ちょっと面白い。 でも私はやっぱり東京好きだなぁ。歩いてるだけで頭痛がするような所でも、大きすぎて途方に暮れても、ずっと東京郊外に住んできたし、本屋も博物館もなんでもあるし、寂しいかもしれないけどその分さっぱりしてる。 例えば長期間海外で暮らすとしたら、日本そのものを自慢したり懐かしく思ったりすることはあまりないだろうというかしたくないけど、東京のことは無関心を装いつつケナしそれでも懐かしく語るんじゃないか、と思う。 多分ね。 でもきっと、平仮名とか漢字とか日本語の響きとかの方が、都市なんかよりずっと恋しくなるんだろうなぁ。
どうでもいいけど、日本語って、ガ行とかダ行とか「った」とか、鋭い音が目立つように思いませんか。ともすると耳障りになりかねない気がする。
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