ずんだいありー
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2001年05月06日(日) 東京はおかし。

昨日は遅く帰ってきたので遅くまで寝ていたけど、女狐こん子がルームメイトのところに泊まりに来ていたので起こされてしまった。とはいっても時間は既に12時近く。起きてもいい時間だったみたい。ってなことでGW最後の日曜日がスタート。最初は昼食。

荻窪にはおいしいものを食べさせてくれるレストランがいくつもあるんだけど南口にある「ミュゲ」というフランス料理は中でも有名。昼の時間ということも会ってかなり安い値段でおいしいコースを楽しめた。昼からワインをかっくらってしまったあっしと女狐はすぐに酔っ払ってしまったわん。ここのレストランはちょっとボーイさんがゲイっぽくておまけにちょっとピッキーな感じでいささか疲れる。でも
味はやっぱりグーでした。酒を飲んだからかわからないけど私は不覚にも勃起してしまい、女狐に「美女二人さすがのゲイもチンコ勃つ」という意味のない一句をプレゼントされてしまいました。女狐、弁護士の癖にほんとに世俗的なことしかいわないの。下品なオンナ。

それから丸の内線に乗って荻窪→表参道スパイラルへ。荒木経雄の写真展「小説ソウル」をやっているというので行ってきました。
アラ〜キ〜が最初に中上健二と一緒に1982年くらいに韓国へ行ってから撮り貯めた写真をまとめた写真展。でも内容は割りにいたって普通ではっきりいってその本を買えばもっとたくさんの写真を楽しめますよっていうかんじ。自分の知らない時間のソウルが写真に収まっているのを見るのは本当に興味深くてだから一生懸命にその本を読んでしまった。そういう意味では面白いと思う。でも写真全体としてソウルのスラム街であったり伎生だったり薄汚れた町並みがメインだったりしてバイアスがかかっていることは否定できないと思った。彼らの非日常的でもある韓国の日常の一側面をもってソウルを組み立ててしまうのはいささか乱暴ではないか?日本の非日常的である歌舞伎町と山谷と都営住宅の写真を日常として切り取ってしまうのはなかなか見慣れないところであるがゆえにインパクトはあるけれどそれをもってイメージが形成されてしまうのはなんだか寂しい。IT先進国としての韓国、それから地下鉄が8本近く通っているソウル、経済は不安定といわれながらも消費社会を作り出しているアンカーの百貨店やコンビニなどはほとんど見ることが無かったよ。

表参道スパイラル→大坊珈琲店へ。ここは表参道の交差点、亡き君島一郎の息子で明じゃないほうがやっている店の隣くらいにある小さな珈琲店。中の感じは新宿の「汎」に近い感じ。珈琲を豆から挽いてそれからネルドリップしていくやり方で入れた珈琲にはまろやかさという珈琲にはめずらしい表現がぴったりくる。おいしい。

大坊珈琲店からちょっとでルームメイトと別れて女狐と二人に。それからGAP→ユニクロ→VIVIENNE TAMと回って代々木公園へ。もう日も暮れているのに代々木公園にはたくさんの人が。なんだかレイブに興じている人もいてテクノとかハウス?知らないけどテケテケ系の音楽鳴らしてみんなで踊ってた。なんかいわゆる外人みたいな人がすんごく多くてみんなボディコンな服着てて(デブなのに)踊るって言うかなんていうの、体をくねらせたりしてましたわ。でもちょっと仲間に入りたかった。今度はCODYと一緒にいきましょ。

前から気になっていたんだけどあの、五輪橋と呼ばれる原宿駅のところにある明治神宮入り口とのところにはなぜいつもコスプレ、しかも白と黒を基調にした女の子がいっぱいいるの?最初はあそこにいくと必ずお気に入りのバンドメンバーがいるのかと思っていたんだけどどうやらそうじゃなくてあそこだけにたむろしているのよね。情報交換をしているっていうかんじなんだけど。すんごい変。みんなマリスミゼルみたいな格好していてそれでみんなおしなべて素顔がWHITEBERRYのドラムやってる子みたいにちょっと太めでぶちゃいくなの。それから原宿のあの一区画にはいるんだけどそれが表参道になるといないの。渋谷にもいないの。青山にもいなくて本当に原宿駅のあの横の一区画にだけいるのよね。彼女達のベクトルはだれにどこに向かっているの?と女狐に聞いたらすかさず「自分」と返ってきた。なるほど、彼女達はあそこで自分のがんばったコスプレっていうかコードにのっとった格好の中でどれだけの個性を出せるかを競い合いそしてそれを見せびらかしているのね。すごいわ。変なおたくの男に写真とか嫌がられながらも応じちゃったりしていてなんか結局は自分にベクトルが向いていることが明白だったのね。気がつかなかったわ。

勃起したゲイと女狐はその後代々木上原まで足を伸ばし、予約しておいたお店「JEETEN」へ。ここは化学調味料を一切使わないおいしい中華料理店。名前はルームメイトやほかの雑誌を通じて聞いていたんだけどなにぶん場所が代々木上原ということで行く機会を逃していたのよね。ということで初めてのチャレンジ→完敗。どの料理もどの料理も完全に美味。こんなに軽く胃の中に収まっていく中華を食べたことがないって感じ。あっという間に8品くらい平らげて最後はおいしいデザートで終了。旨い店は大好きでよく一緒に食いに出かける二人だけど本当に感動してしまいまた来ることをその場で約束。ここは本当におすすめだわ。そういえば後ろの席に篠山紀信がいた。

代々木上原から今度は渋谷までえっちらおっちら歩くことに。あっしは途中で文庫化した内田春菊の漫画を5冊買ってしまった。ちなみに女狐は今、彼女の新作を読み耽っているとのことなのでそれを後で借りることにしている。わ〜い。春菊サマ万歳。渋谷はもう遅い時間なのにまだ生き物のようにうごめいていてちょっと辟易とさせられた。道すがらずっと歌を歌い続けてきた二人はなんとカラオケへ。女狐が歌うところを私はかつて見たことがあっただろうか?というくらいに二人でカラオケなんていうシチュエーションになったことはない。ただあまりにも気持ちがよかったのと今日がGWの最後ということもあって駆け込んで2h歌い続けてしまった。で12時でカラオケ終了→帰宅と相成りましたわ。

ほんとに楽しかった今日一日。GWの暇さを一日ですべてやってのけたような忙しさ。しかし残ったのは心地よい清涼感に近いけだるさと2000円しかない財布。散財したといっても旅行したことと考えれば安いものだ。東京には旅行じゃないけどたくさん回る楽しい場所があることにも気がつかされた。まだまだ東京人にはなれないなぁ。「ださい」という言葉は「だってさいたまだから」の略からきているとまじめに書いている訳のわかんない言語学者がいたけれどわたしはまだまだださいたま人間です。明日から社会復帰。がんばるぞ〜。


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