やくざ風味の日記
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今回の帰省に当たって是非書いておかなければならないことが一つあった… そう!オレ様、本日公道デビューしたのだ!!まあ、様は免許とってから初めて車に乗ったのだ。自車校を11月に卒校し、免許取ったのが今年の4月…つまり8ヶ月ちょい、車に乗ってなかったのだが、これがまた。ただでさえ教習所の教官を恐怖で凍りつかせたオレさまの運転は、その名に恥じぬスリルドライブだったのだった…
涼しげな夏の風の中、オレ様の運転する車は静かに走り出した…訂正。スタート時から静かじゃなかったッス。だってヤマッチの家出る時、いきなり下りでしかも狭いもん。分かりやすく言うと、ヤマッチの家(おばあさまの)はやや盛り上がった土地にある。んで入口のところは石垣で狭くなっていて…どうにも左右の感覚を取るのが苦手なオレ様はいきなりこすんないようにヒヤヒヤ…異様にゆっくりとした情けないスタートを切っていた…助手席のヤマッチ、後部席のハマダーは爆笑していた…後半はもはや笑えねえがな(涙)
一般の道路は思ったよりは上手く走れたような気がする…あくまでも思ったよりはだが。「思ってたよりうまいよ」と後ろから横から励ましの声がかかるのだが、ぜーんぜん余裕のないワタクシはナルミの硬気功なほど硬直して運転していた。腰は引けていたしね(笑) 真の恐怖は伏木の町の中に入ってから待っていた。まず、なにしろこの町は道が狭い!!いや、ホント。ゴミゴミって言葉がこれほどピッタリ来る道はないだろう。ベストジーにストもビックリのフィット感で道と車のハーモニーズラ。って何を書いているんだオレって感じに。プレッシャーがかかる。そして最大の難敵!!自転車もしくは徒歩のおばちゃんたちだ!!奴らの行動は解析不可能!!突然の登場、いきなり消失。まあいきなり活動沈黙してもおかしくない人たちだから(笑)しかし俺の手で目標完全沈黙させるのも親友をダミーシステムでボコボコにした14歳の少年並に後味悪いし…オレとしても気を使うのだった。もうオレにとっては、おばちゃんと書いて敵なのだ星闘士と書いてセイントなのだ冥闘士かいてスペクターなのだ幽波紋と書いてスタンドなのだ。
そんなおっかな運転していて早速右手からおばちゃんが!!「もっと左!!」ヤマッチのその声に従いオレはハンドルを左に切った!!…不必要なほどに。 カッチャーーーーンと音を立てて倒れる自転車たち。左に行き過ぎた車は本屋の前に止めてあった自転車二台にドッジ弾平もビックリのダブルヒットだ。そんで、それ見て反射的に出た一言が「逃げろ!!!」う〜ん、自分がどんな人間か良くわかる。性根クサッテマスネ。しかも慌てすぎて右折したせいか、曲がる時左前方でゴリッって感じのいやな音がしたような気がするが気のせいにしとこう。
その後も四苦八苦で運転続けてたんだけど…はっきり言ってヤマッチとハマダーが回り確認しながら口出ししてくれなかったらどんだけ事故ってたか分からん。つーか走ってて気づいたんだがオレ、サイドミラー見て走ってないよ…問題外にギャフンですな。今回オートマだたし。ランバラル的に言えば「小僧、いい気になるなよ。おまえは機体の性能に助けられているだけだ」って感じである。ザクとは違うのだよ、ザクとは。 まあ、今回はこんな感じでオレのドライブは終わったわけだったんだが…ヤマッチとハマダーは「もっと乗って経験つめ。絶対上手…マシになるから」と言う。そんなわけでちょっと上手くなって湾岸を頭文字Dってな感じで走ってみたいという個人的欲求と、公道と人類の平和の為に乗らないほうがいいんじゃないか?という防衛本能。理想と平和の間で揺れ動く今日この頃なのだ。
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