やくざ風味の日記
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2001年06月04日(月) なんか私を見る目が変わった

『クッキングパパについて』


なんか猛烈なリクエストがあったのでここではクッキングパパについて語ろう。
だいたいこのマンガは全巻読んでいるんだが…まあなんかトラブルあったときに料理作ってごまかそうって料理マンガの2パターンの一つなんだけど(ちなみにもう1パターンはやたらめったら勝負するアレ。味頭巾しってるかな?今の人は…)たまーにやや暴走気味の話が出てくるワケよ、コレが。
んで、妙にウチの姉がこだわってるハナシがあるのよ。エッちゃんていうマコトの同級生の女の子がいて、その娘の父親がなーんか「このこも大人になっていくんだな…」とか考えて荒岩に娘の誕生日にだす料理を教わるんだけど。「じゃあ、とっておきを出しますよ」「え、とっておきですか?」「ええ、とっておきですよ(ニヤリ)」てなカンジで会話が進み出された料理が…『アワビのスープ』
ここでウチの姉大暴走!!

「なんで娘の誕生日のとっておきの料理がアワビやねん!!いやらしい!!」
「別にエエヤン、アワビでも…考えすぎやろ。ソレ」
「いや。あの親父の目やらしいねん。よりによってアワビやで、アワビ!!おお、 イヤらしい!!怖いナニを想像したのやら?!」
「…いや、別になにもないやろ。つーか、イヤらしいのはアンタだアンタ」

てなカンジでハナシは平行線である。やっぱ見るものの歪んだレンズは全てを歪んで見てしまうのか…悲しい話だ。これじゃ、うっかり赤貝やナマコも料理できんのう。
まあ、かといってオレもクッキングパパは全面擁護してるワケじゃないぞい。なんつーかあのマンガははんぱに性を意識した話をたまに書くんだわ、コレが。絵が上手くないので不気味っつーか見苦しいつーか…
たとえて言うなら61巻である。あの巻はなんかそんな話が連発してるわけで…
特にむかついた話が中年オヤジがナニに力をつけようとスッポンを集団で食うって話で(この時点で不気味である。こんな明確な目的をもってスッポンくってるヤツもいねーだろうな、実際…)無邪気に張り切る中年たちは見苦しいし、得意そうにスッポンの生き血を「コレが効くんですよ!!」て飲ませる荒岩は宗教団体顔負けである。んで、最後の一コマのコメントが

「かくいう荒岩も密かにムラムラきてるのだった…」

とサワヤカ荒岩スマイルで締めているのだが…全然サワヤカじゃねーつうの、このアゴ(笑)思えば息子にしても小学校低学年の頃から一人の女に狙いをさだめピンポイントに攻撃し(適所で父親利用)ついには高校まで無理して付いていくという執拗さ。女目当てに東京まで進学したジュン君の如し。
好きモノ荒岩一家。彼らに幸あれ。


まーだ話したいことはあるけどソレは次の機会に…みつぐ君の髪はゴボウのよう。


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