たりたの日記
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 この日、2時間休をもらい、出張先の訪問校から築地の聖露加国際病院へ。 ここに来るのはこれで3回目。手術前検査の日。16時から18時までの間にエコー、心電図、レントゲン、血液検査等などの検査を一通り受ける。
健康には自信があった。どこも不調はなく、2年の婦人科検診は何の問題もなかった。全く予期はしていなかったものの、乳がんという診断にそれほど大きな動揺はなかった。
3月11日の震災、母の死、すでに大きなことを受けた後だったこともあるだろう。また、わたしの知人、友人に乳がんと闘った人たち、今闘病中にある方たちが少なからずいることもあるだろう。
彼女たちに習い、淡々と受け止め、できることをしていく、それだけ。 母を看取った後で良かったという安堵感と手術が冬休み中で、仕事にもそれほど穴を空けることなく済みそうでほっとしていた。
検査を済ませ、すでに暗くなった診察室の廊下を旧館まで歩き、この病院の中にある礼拝堂へ行く。 誰もいない静かな礼拝堂にパイプオルガンの音だけが響いていた。クリスマスの曲だった。クリスマス礼拝のための準備をされているのだろうか。 これから手術を受け、また治療を受けようとする場所が霊的なところであることに慰められた。
それまでの経過は以下の通り。
10月5日 保健会館クリニックで2年ごとの女性健康診断
10月17日 職場の保健士から乳房、再検査の必要を告げられる
10月28日 同クリニックで精密検査 マンモグラフィー、エコー、細胞診 担当の聖露加病院T先生より乳癌の疑いが強いと告げられる
11月14日 聖露加国際病院で再度検査 マンモグラフィー、エコー、針生検 この検査結果を待たず、26日の手術日などの予約が入る。
11月21日 組織検査の結果、乳がん確定。 T先生より乳房部分切除の後6週間の放射線治療と5年間のホルモ ン治療の話がある。
12月3日 MRI撮影
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