たりたの日記
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2008年08月20日(水) 夏の由布岳へ



別府駅から、由布登山口までバスに乗る。

バスから降りると、目の前に、美しい姿の由布岳が聳えていて、

そこへ続く緑の草地は美しかった。

二度目の由布岳だ。

しかし、こうして山を眺めたのは初めてのような気がした。


一度目は、まだ山登りを始めて間もない頃の二回めの単独行、

三月末だった。

山を眺めやる余裕もなく、

不安を押して、登り口までの枯野を歩き、

がむしゃらに登り、また、駆け下りた。



夏の由布山の麓に吹き渡る風はファンタジックで、

山の中に分け入ると、木々も土もしっとりと湿って、

水の底のように静かだった。


たりたくみ |MAILHomePage

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