たりたの日記
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実家への帰省の目的は大掃除と父のいる施設に行くこと。 母はタクシーで行くがわたしは40分ほど自転車をこいで施設まで通う。 朝7時に家を出れば、朝食の介助に間に合う。
川の側を通り、遠くに美しい山々を眺めながら走るこの道は好きなのだが途中の登り坂はきつい。去年までは、坂道では自転車を押していたものの、今年はのろのろではあるが、自転車から降りずにこぐことができた。 これは一重に、小学校に自転車で訪問するせい。田舎なら高校生でもない限り40分も自転車で移動する人はいないが、都内では当たり前。 こんなところに変化を感じる。
父はわたしの事は分らず、言葉も意志表示もないが、肌の色つやは良く、穏やかで健康な感じを受ける。 父の手を握りながら食事の介護をするのだが、癒されているのはむしろわたしの方なのだ。 この安らぎと平和はどこからやってくるのだろう。
午後から昨日の続きの片付けと掃除。ずいぶんすっきりとなり気持ちが晴れ晴れとする。
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