たりたの日記
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| 2004年12月21日(火) |
障子の張替え、好きですか? |
「こういうことは焦ったからってどうにかなるもんじゃないよ。どうせやるなら腰を落ち着けて楽しみながらやらなくっちゃ。」
こう言うのは、落ち着きなくせかせかと、いかにもめんどくさいという格好で障子の古い紙を剥がしている自分にあきれているもう一つのわたし。
「いったいこの頼りない薄い紙は何?またすぐに破れちゃうじゃない!」 「いえ、いえ、破れるから障子はいいの。この薄い破れやすい紙で外の空気と強い光りをやんわりと遮る。空気も風もその紙を通して優しく部屋の中に満ちてくる」 と、作業をしつつ、自分の中でこんな対話が続いている。
ま、障子の張替えにはちょっとした葛藤があるということです。あたしの場合。
紙を剥がすために濡らした障子の桟が乾くのを待って、ガラス磨きやサッシのレールの掃除をし、庭仕事も少しする。おやおや、もう3時、日が翳ってきた。桟もすっかり乾いている。剥がす時の手間に比べれば、貼るのは造作もないし、なんだか工作する時のような楽しさがある。 何とか暗くなる前に、障子を貼り終えることができた。 やれやれ…
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