たりたの日記
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2003年10月10日(金) ナチュラルであっても野放図というのはいけない

たりたガーデンが大変なことになっていた。HPじゃなくて猫の額ほどの庭のこと。花は春に植えたまま、植え替えもせず、ハーブ類は茂るにまかせていた。花は時期が終わっていたり、途中で枯れていたり、ハーブ達は我が物顔でジャングルを形成していた。

「あたしはこの野生味溢れるナチュラルガーデンが好きなのよ」と言い訳を自分にしては、あまり良くは見ないようにして、その脇に置いてある自転車にさっさと乗っていた。

しかし、ナチュラルと野放図とは違う。子どもの育て方もそうだけど。
「自然に帰れ」と我が子にもナチュラルで対したものの、単に手をかけない野放図としか言えない部分も確かにあった。

全く、世話というものが下手である。

植物にしろ、人間にしろ、世話にあたる人間は降っても照っても、自分の感情に左右されることなく、一定のルールに従ってきちんとルーチンワークをこなしていかねばならない。情熱があるとかないとかはこっちの問題で、世話をされる側からしてみれば、たまに抱かれる情熱よりは、絶え間なく注がれる穏やかな配慮の方がありがたいのである。それはよおく分かっている。

そんなことを反省しつつ、今日の午後は庭仕事に精を出した。ナチュラルはナチュラルでも、すっきりと気持ちが行き届いた庭になった。
さて、これで来年の春咲くチューリップの球根と冬の間も咲き続け、春までの間に株を育てるパンジーやビオラを寄せ植えすれば、秋のガーデニングは終わりである。まだ冬のこないうちから春のことを考えて準備するこの時はなかなか楽しい時ではある。

さて、明日はひさしぶりに花の苗を買いに行こう。





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