たりたの日記
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2002年12月18日(水) 満月の夜

帰り道、見上げた空に満月が輝いていた。昨日や今朝のように感情のコントロールができないことが前にあって、その時が2度とも満月の時だったことを思い出した。ルナティック(狂気の、常軌を逸した)という言葉があるくらいだから月と精神の異常には深いかかわりがあるのだろう。頭で分っていることが感情のレベルに及ばない。というよりは感情が理性を凌駕してしまうのだ。誰にでもあることなのだろう。しかし、理性が働かなくなった僅かの隙間に人間は思いがけない行動に移ることがあるのだろう。世の中で取り沙汰される事件や犯罪の中にはあの人がなぜといわれるような出来事が少なくない。落とし穴がいくつもある危ういところを私達は歩いているのかもしれない。私は大丈夫と自分を頼みにすることなどとうていできないのだ。

「試みに会わせず、悪より救い出し給え」主の祈りの一節が浮かんできた。


たりたくみ |MAILHomePage

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