たりたの日記
DiaryINDEXpastwill


2002年04月25日(木) はなみずき 地に落ちて

今日は木曜日、運動日と決めて、楽しみにしていたというのに、10日も前から始まった咳がなかなか止まらないどころか、かなり悪化してきている。明日は久し振りの波多野睦美さんのコンサート(イスパニアの歌/トッパンホール)、咳き込むわけにはいかない。伸ばし伸ばしにしていた医者行きを決行しよう。昨日もそう思ってくじけてしまったから今日はまずは日記にそのことを書いておくのだ。

ここ2,3日はらはらと散っていたはなみずきの花びらがとうとう一枚のこらず落ちてしまった。今年もたくさんの花が咲いたから庭は一面はなみずきの花びらでおおわれている。
「花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふる ながめせし間に」
はるか昔の記憶の底から歌のひとすじが浮かびあがってきた。小野小町の歌だったろうか。

もうすでに「現役」ではなくなっているわけだし、花も散り、葉は青々とした緑から多少色づきはじめた時期にさしかかっているのに、そんな生物上の年齢を無視して、あえてそれに逆らうように行動したり、考えたりしている私はこのところモードに変調をきたしている。この止まらない咳もそんな心と身体のアンバランスのせいかもしれない。
憑依?いったい何に?正体の分らないものに掴まれている感覚がある。きっと外からのものではなく、私の内から出ているもの。加齢のプロセスに起こるひとつの現象なのかもしれない。

ん、ひょっとしてこの精神の変調こそが更年期障害というものかしら。
数日前、学生時代の友人からのメールにこの更年期障害という言葉を見て、20代の頃の印象しかない彼女とこの言葉がにわかには結びつかずに違和感を覚えたが、わが身にも確実に 長雨(ながめ)は降っていたわけだし、花の色(あったかどうかは疑わしい)はいたづらにうつりにけり、、、、、


たりたくみ |MAILHomePage

My追加