たりたの日記
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2002年01月24日(木) 植物の力

私は植物に、植物の持つ力にかなり思い入れがある。
ハーブ、アロマレラピ、バッチの花療法と出会うままにのめり込みその手の本を読み漁り、実際に試すという具合にあれこれと手を出してきた。
ラベンダーのエッセンシャルオイルに夢中になっている時には小さなびん入りのエッセンシャルオイルをたくさん買い求め、友達や親戚にバラまいた。押し付けもいいところである。みなそれぞれに喜んで使ってくれたと記憶しているが、迷惑だった方もいたかもしれない。

今でもラベンダ、ユーカリ、ティーツリー、ローズマリー、ペパーミントの精油の瓶を薬屋さんのように並べては日常的に愛用している。
やけどをしたらラベンダーの精油をつけ、ぞくぞくっときたらお風呂にユーカリの精油をたらし、部屋の空気が悪い時にはクッションやカーテンにペパーミントをたらすという具合にである。しばらくアロマポットを使っていなかったことを思い出し、書くのを中断しアロマポットにろうそくを点し、水を少し張ってユーカリとラベンダーの精油を垂らす。体に良い香りが部屋に満ちてきた。

バッチの花療法というのは、1936年に細菌学者のバッチ博士によって完成された野の花や草木から作られた癒しのシステムで、38種類の花の中から自分にとってネガティブな感情を取り除く作用を持つ花を選び、数滴口の中に垂らすか飲み物に混ぜて飲むといったもので、けっこう楽しんだ。
インパチエンスは忍耐力に欠け、すぐにイライラせかせかしてしまう人用、これは私。ビーチとよばれるヨーロッパブナは人の長所が見えにくく、批判的な人が回復するという、これは夫。という具合に我々の治したい状態を数えていくと2つや3つではきかず、7種類の花を調合してもらうことになった。しばらくコーヒーやお茶に入れて飲み、なかなか効かないねなどと話していたがそのうち飲むことを忘れてしまった。さて結果はどうだったのだろうか。でも3年前、家族4人分の心を平安にするのに10個もの花に○をつけたことを思い返せば、今はそれぞれに安定しているなあと改めて思う。今だったらバッチの花療法を試そうなどとは思わないだろう。ということはやっぱり効果があったというべきだろうか。

そして今はまっているのが「タヒチアン ノニジュース」。これは身体に作用する。血液や細胞を正常な状態に戻し、痛みや炎症を抑え、肥満を解消し、うつ病やストレスを取るとされるノニというハーブ果実のジュースだ。
義父の病気を何とかしたいというのがきっかけで知ったものだったが今は家族で愛用している。「飲まない」と言い張っていた夫も自分から飲んでいる。元気が出てくることを実感したようだ。私は最初に口にした時、何かこの植物の並々ならない力をピンと感じてしまった。最近になってインターネットで詳しい研究を読んだが、そういうことを情報としては知らなくても体のレベルで感じ取っていたような気がする。植物からのインスピレーションを大切にしたいと思う。ハーブにしてもノニにしても単なる物とは考えていない。それは交流することのできるエネルギー。向こうの力とこちらの求める力が交流した時に何かが起こるという気がしている。


参考 101の医療的用途をもつタヒチアンノニジュース
http://www.seabell.co.jp/natural/health/page3-1.htm#NO28


たりたくみ |MAILHomePage

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