ノエルの日記
日々いろんなことがあるよね。

2001年06月12日(火) お馬さん

かつて一度だけ乗馬をしたことがある。
馬場を何回かまわり、その後は海岸線の波打ち際を
馬に乗って行く。お昼はもちろん野外のバーベキューだ。
乗馬クラブで飼われてる犬達も一緒に昼御飯を食べた。

インストラクターの人がはじめにこう言った。
「皆さん、今までいろいろな乗り物に乗ったと思います。
また運転されたと思います。今日乗る乗り物は
意志を持っている乗り物です・・・。」と。

馬の目はかなり横についているので騎乗している人の顔が見える。
私が行きたい方を堂々と見ていないと馬は迷ってしまう。
心配そうに馬をのぞき込んでしまうと、馬は右に行きたいのか
左に行きたいのか全くわからなくなってしまう。
良く馬が初心者を見分けるのはそういうところからだそうだ。
上手い人は颯爽と遠くを見て手綱を引く。馬はそんな騎手を見て
こっちですねーと走ってくれるのだ。

私はバリバリ初心者なので馬になめられまくっていた。
馬場の中で小走りするときに横腹を少し蹴るのだが
私の馬だけダラダラ・・・ダラダラ・・・。
「もっと強く蹴ってください」と言われて私なりに強く蹴ったが
ダラダラ・・・ダラダラ・・・。

そのくせ海岸線に行き、「走りまーす」と言われて
横腹蹴ったら猛烈な勢いで走り出し
私は必死で止めようとしたけどなかなか止まらず
先頭にいたインストラクターまで抜き去った・・・・。

やっと止まったときにはインストラクターに怒られてしまった。

まさに意志を持った乗り物・・・。恐るべし・・・。
でもお馬さんは大好きだ。また機会があったら是非乗らせてもらいたい。


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