今日はエドワードと博物館へ行った。
『世界最大のスーに会いに行くんだ！』
そう言うが、お前。
あそこにはお前の大好きな乾き者たちが居るのに…ずいぶんと思い切ったものだな。
内容が内容だけに子供達が多いだろうと朝早くに行ったのは正解だった。
予想以上にスムーズに会場内も見て回ることが出来た。
直立二足歩行する恐竜から鳥類への進化を順を追って見ることが出来る展示配置は実に素晴らしい。
子供にも非常に判りやすいというのは、今後の展覧会に置いても見習うべきだ。和名、学名とその意味、生態などの特徴的な部分をクローズアップしての解説書きも非常に見やすい。
知識としてすんなりと頭に入って来た。
初期の小さな恐竜がなぜティラノサウルスの様に巨大化したのか、もう少し調べてみたいと思われた。

そして、今日の博物館行きの提案者…エドワードは真面目に解説を読んでいるかと思えば、突然におかしな事を言い出した。
『なぁ、うまいのか？』
そして次の展示を見てまた言う。
『あの肋骨の辺りしゃぶったらうまそうだよな？』
…お前、腹が減っているのか？ 確か入館前にパンを食べたはず…いや、半分私も食べたが…それでもちゃんと腹に入れで…
それからもエドワードは思い出したように『なぁ、うまいか？』を繰り返した
お前、これからランチをしっかりと食べに行くという事を忘れていないか？

とは言うものの、私も腹が減っているのは事実。
この後の移動前に少し食べてしまったということを白状しておく。

せっかくなので常設展示の方も見ることにした。
以前のレイアウトと全く違っていてとても新鮮なのと同時に、子供にとって楽しむことが出来る視点に変わっていた。
やはりこの姿勢はすぐ傍の国立博物館にも見習ってほしい。
(いい加減に劣化の進んでいるミイラを修復すべきだろう)
チケット代以上に楽しめた

今日のランチはエドワードのリクエストでフレンチのビュッフェ。
以前行ったときには混雑で席に通されるまでかなり待たされたが、今日は驚くほどすんなり。
今日のラインナップはハンバーグ、ビーフシチュー、ローストビーフ、魚のトマトとオリーブ炒め、鶏肉のカレー煮込み、パスタとピラフ、あとは数種のデザート

一体二人でどれだけの皿を買えたのかと思うほどよく食べた。
おかげで食後のデザートに胃薬が追加された。
それからは古書店を数件ハシゴした。
そこだけでは足りず、電車で二度も移動したが、無論それなりの収穫はあった。
これからゆっくりとそれを読もうと思う。










と、言う訳で今日の日記はホーエンハイムの日記風でお送りしました。

エドワードの正体はいつものあの人です（笑）

子安侑美香 ｜MAIL