喧騒及煩悩日々是徒然
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まず最初にご説明しなくはいけません。 私の母の旧姓は『T』と言います。 T一族はなかなかに個性的な人間が多く、中でも筆頭だったのが祖父でした。 まぁその血半分に入っている母もかなり変…いやどうしようもないのです。 残りの半分…祖母の一族『S』まともに見えつつ、実は…というところがございます。 それを体現しているのが大叔父。 見た目は間違いなく上品なオジサマ。 70を過ぎても今だ元気に車を転がし、鎌倉隠遁はつまらないと、一人でふらふら寺めぐりと思いきや、実は喫茶店巡り(…そういや私が子供の頃、東京駅近くの歯医者に行くと、いつも側の喫茶店で大叔父が待っていたような気がする…) ネオンサインが大好きで、時折神田周辺に出没。 タバコの量が減るとニコレットを噛み(効果はなさげである)、大叔母の代わりにご飯まで作ってしまう。 (20年近く前の爬虫類ブームの頃、あちこちで開催された『爬虫類展』の仕掛け人だったという噂もある)
そんな大叔父はオカメインコと遊んでいるだけでは物足りなくなったらしく、先日衝動買いをしたようなのです…シーズー犬を。 名前を何にしようかなどと考えつつ散歩させていたら、どこかのクラブのママに 『その子、名前は?』と声をかけられたそうなのです。 名前はまだなのだと大叔父は素直に答えました。 『鎌倉にぴったりな上品なワンちゃんね。折角だから鎌倉らしい名前を付けてあげるといいわ…そうねぇ『静』とか』 …こともあろうに大叔父は本当にそう名づけやが…いや、名付けたそうです。
『いやぁ、ちっこい時のお前と同じ、くりっとした目ぇしてんだよ。これがまたかわいいくってなぁ』 と飼い主馬鹿全開に報告してきました。 何ですかい、私は犬と同格と? 『そうじゃねぇって。お前と同じ名前だけど字は違うしよ』 確かに私、大叔父には昔から可愛がってもらってますけどね。 おかげでオヤジには『とうとう犬になっちまったな、お前』と言われる始末。 あなたの娘は犬というより、たれぱんだです。
そう、『T』『S』両方の変な血が混ざった母親は『エーエムピーエム』を『イレブンピーエム』と言います。 何度直しても、気付くと『11PM』です。 帰りがけに電話していた時もまた言い間違え、つい「11PMぢゃないって」と突っ込んだのが階段に響き渡って笑われました。 …その言ったAMPMのレシート抽選で烏龍茶をゲット。
籤運が減りませんように…なむなむ
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