喧騒及煩悩日々是徒然
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2001年12月11日(火) 『ブルールーム』 ベニサンピット 一番

本日の日記内容はPTAおよび良識派と思われる方は見ないでください。
芸術表現を理解しようとしない(例えばうちの親のような)大人たちにとやかく言われるのは不愉快ですので、そのあたりよろしくお願いいたします。
(何をしょっぱなから喧嘩売ってんだか、自分…)


はい。行ってまいりました…最前列ですよ、端っこだけど最前列っ!!
ありがとう沢内さん、すばらしいチケを取ってくれたあなたに感謝感激よ。
そんなわけでやっぱり本日も彼女と一緒です(笑)月に何回会うのかな、私達。

たどり着いた劇場はキャパ200人くらいの小さな劇場で一見見落としてしまいそうな場所でしたが、その分マイクがなくても声が届くという…。
会場の入り口を探していて…ふと横の駐車場が気になり、そこに停まっていた車を見た瞬間、あぁ…本当に私はまたあの人が見れるんだな。とまた心臓がばくばくしてきました。
幕のない舞台上には大道具と…なぜか電光掲示板。
開演前は『携帯の電源切ってね。写真や録画はだめヨン』みたいな基本ともいえる注意事項が流れていたのですが…舞台が始まったとたん、なんともすばらしい演出にと変わりました。それは後で触れるとして、そもそもこの舞台は作者自らが印刷は不可能なので友人たちの間だけで読まれることを望み、ウィーンでの初演の際は警察の介入、ベルリンでは裁判沙汰になったというエロティックな戯曲が元になっているだけに、そういうシーンが何度もあるわけです。
幕がないので、舞台の転換は薄明かりの中で行われ、衣装変えも内野さんか秋山さんのどちらかが必ず舞台上で行ってました。
ある意味、そういうことをすれば観客の視線は着替え中の人間に行くわけで、気付いた時にはほとんど舞台の転換が終わっているという状態になるわけです。
その演出は小劇場だからこそ可能なのだなぁと思いました。
(はい。私も目の前で内野さんの着替えを見せられた日には、彼しか見えませんって。ちなみに沢内さんも同じだったそうです)
秋山さんは、少女、オーペア、人妻、モデル、女優…。内野さんはタクシー運転手、学生、政治家、劇作家、高貴な男…と二人で次々に演じていきます。
この10人が最後には一本の輪のように繋がっていくという演出でした。
「あぁ、どっかで見たなぁ。こういう男」どのシーンにおいてもそれを感じます。
それだけ…さまざまな「カタチ」を見せてくれました。
何のカタチ…それがこの舞台の最大テーマ『セックス』でしょう。
ある意味において非常にエロティック、なのにそれをそれと感じさせないのです。
その『コト』に及ぶ瞬間に舞台は暗転するのですが、その時に活躍するのが前述の電光掲示板。突然入った掲示板を流れていく『3分』の文字。
その後も毎回、暗転の度に『29分』やら『1時間1分』やら『0分』と…。
最後の一瞬までどきどきして見ておりました…。

と、まじめな意見はここまで。
…白状するとラスト40分は生理現象を耐えていたのでちょっと集中不足でした。
しかし『そのおかげで腰を抜かしている暇なかったわね』と沢内嬢の呟き。
それはおいておいて…えぇ。内野さんイイ躰してます。引越しバイトで鍛えただけあって胸筋ががっしりしているのは知っていたのですが…いい筋肉の付き方してます。背筋は綺麗だし、軽く躰を曲げた時に浮き出る腹筋とか。それでいて細い腰。
さらには何も身につけていない姿まで惜しげもなく(暗闇の中の蝋燭の明かりで)晒してくれましたからもう…ちょっとくらくら。
(このシーンについての沢内さんの呟き『絶対観客ウッチーしか見てない』)
そう。これも言っておかないと。
内野さん…歌声も素敵だったわ…。はぅ…。
二ヶ月ぶりのフェロモンにすっかりやられてしまいました。
あぁ、もう一度見に行きたいわ…。



子安侑美香 |MAIL