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2005年11月29日(火)  最終日@福岡
各地でどんなことになってもやっぱり福岡は福岡。
最前列ど真ん中で見ていても、押されもかすりもせず。
この快適さ、まったり加減が好きなんだけれど、
今日に限ればそれはあまり効果的ではなかった気がした。


それはさておき


なにかとアクシデントがたえない福岡
今日のそれは「冷たいコード」でやってきた
♪子供は全部知ってる…♪に入る直前で
なんとマイクのシールドが抜けた
さしてもさしてもはまらない
完全にテンパった動作のモモさん(苦笑)
その一方でタイトにリズムを刻み待機するリズム隊
この上がりきったテンションで打ち続けるのは相当しんどいはず
でもこういうところでバンドとしての真価を問われ
そして常に乗り越えるのがモーサム
△が固まっていればなんら問題はない
福岡のアクシデントは実は結構見所だと思う(苦笑)

次に「TOKYO HEAVY」が来たのは絶妙のタイミングだったね
モモさんをクールダウンさせるのにピッタリだった。
あのまま飛ばす曲だったら…と考えるとちょっと怖い
まあ 怖いもの見たさ ってのも常にあるけど

今回のツアーはここに限らず
どこもセットリストの並べ方が秀逸だった
流れにこだわるのなら成果は出ていたと思う
トータルでだいたい1時間40分
決して長いプレイタイムではないけれど
(モーサムのHELLOリキッドワンマンは確か80分
 今回のツアーも「13 HOT DOGS」が無ければ
 本編時間はさほど変わらないはず)
前半に最初のピークを持ってくることで
もりだくさんな印象になる
「TOKYO HEAVY」をはさむことで「NO EVIL」が活きる
「ペチカ」の新バージョン、イントロにワンフレーズはさむことで
怒涛の流れから一旦区切って「ペチカ」に入りやすくなる…など

随所に「見せる」ということを意識した、
ということを感じさせるセットリスト
彼らの意識が外側に向かっていることの表れだと思う
今まではコアなファン以外には
ダレてしまう時間があったかもしれないけど
(これもコアなファンは根強いけれど
 それ以外のファンが流動的になっていた一因かと)
今回は初見の人でも終わりまで一気にのめり込めたんじゃないかなあ
と思います

外へ 外へ


心斎橋の前半で初登場した「ラジカル・ポエジスト」
今日は削られた?と思ったら
後半に位置を変えていた
これは正解だったと思う
心斎橋の前半、いや全体を通して
あのスピード感のキモになっていたのはこの曲
後半をあげていくのに心身とも大変だったのでは?と予想

そしてお楽しみの「13 HOT DOGS」
客席に乱入してステージに帰って行った宇都宮・水戸
乱入はなく 外側から帰還した恵比寿・名古屋・大阪

やっぱり会場の熱が一気に集まったのは前者で
会場の構造、キャパなどからいえば
後者はしょうがないのかもしれないけれど

でもやっぱり福岡はやってくれました!
ステージから消えたタケイさん
気付けば2階テラスから演奏
そして天井からお煎餅&その袋(笑)を撒き散らし
そして1階に戻ってからは客席をねりあるき演奏
私は最前列にいたのに、
タケイさんの前にはモーゼの十戒のごとき道が割れ
弾いているタケイさんの姿がよーく見えた(笑)
決してもみくちゃにならないのがさすが福岡(笑)
そしてそのまま最前列に歩み寄り
鉄柵の前でベースを弾き始めた
私の視界から見えるお客さんは皆満面の笑顔
タケイさんがとある男の子と向き合いベースを弾き
彼の、その時のタケイさんを見るキラキラした眼差しが
今も印象的でよく覚えている


外へ 外へ


この日一番印象的だったシーンは
アンコールの最後 音をシメる時
モモさん、タケイさんがネックを
イサムさんがスティックを
高く高く 同時に一直線に上に掲げた
3本の矢が一斉に上を向いた瞬間
視界がパアッと明るくなった気がして
やっぱりこの固まった△が大好きだー!と 
笑いが止まらなくなった
普段あんまり使わないけれど この時は即思った

カッコイイ!!


<SET LIST>
01 DUM DUM PARTY
02 idiot
03 OUTDOOR
04 新型セドリック
05 BIG-S
06 GREEN & GOLD
07 HigH
08 冷たいコード
09 TOKYO HEAVY
10 NO EVIL
11 アンハッピー・ニューエイジ
12 ビートルバーナー
13 ロッキンルーラ
14 RED GUITAR C'mon
15 happy icecream
16 ダミアン
17 ラジカル・ポエジスト
18 NO WAY CITY
19 ペチカ
20 Have you ever seen the Stars?
21 ばちかぶれ!
22 13 HOT DOGS
〜アンコール〜
23 未来は今
24 凡人のロックンロール




短いツアーゆえのアクセルふみっぱなし全力疾走
外へ外へと向かって行くベクトルが見えた
次は長い旅
ベクトルは外に向いたまま
更に大きく熟してゆくのか
楽しみは尽きない。




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