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2004年05月07日(金)  モーニング娘。ライブ レポ(前編)
★モーニング娘。CONCERT TOUR 2004春 〜The BEST of Japan〜

■超長いよー。

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■もともと所謂在宅系ヲタ(コンサートや握手会などの各種イベントに出向かず
TVを観たり音源を聴いたりしてあーだこーだ言うファン)だった私なのですが
先日見たなっち卒業コンサートのDVDがあまりに衝撃だったため、
一度見てみたいかも…と思い立ち。
ただし普段ライブにはひとりでも行く私ではあるものの
さすがに未踏の地に女ひとり赴くのは少々抵抗があったのもまた事実。
そこでKくん(娘。に興味無し)に本気度65%くらいで「一緒に行こうよ〜」と言ってみるも
「チケ代が外タレ並みだよーレディオヘッドより高いよ〜」と言われる始末…
確かに高い。一般で購入するとSS席→8,400円(税込)。
しかし今回の会場はさいたまスーパーアリーナ。広い。
広い会場の場合は買い手市場の場合も多い。
そこでオークションを調べてみると…あら!安いじゃないですか!
そこでKくんに半額以下なら行ってもいいという約束を半ば強引に取りつけ、
あとは鍛え上げたオークションの腕を発揮。
SS席2枚で6000円少々という金額で落としました(笑)
S席が6,800円(税込)だけどそれよりもハンパなく安い(笑)やったー
ついに娘。コンデビューとなったのでありました。

■行くことになったのは5月1日昼の部。13時開演。
さいたまスーパーアリーナは我が家から行くのにはとても便利で、
多分家出たところから考えても電車で最寄駅・北与野に着くまで25分くらい。
新宿LOFTとか行くより全然近くていい感じ(笑)
おそらくその気になればチャリで行けます。やらないけど(笑)
北与野から数分歩くと見えてきました、さいたまスーパーアリーナ。
そこに広がる光景は普段お目にかかれないもの。
メンバーの名前入りTシャツとか特攻服みたいなのとか着た人が円陣組んでたり
メンバーの写真をぶらさげて歩いている人がいたり。
わーアイドルのコンサートって感じ〜(笑)
でも昼公演だったせいか、考えてたよりも家族連れがたくさん!
小学生くらいの女の子がいっぱいいたなー。
おそらくママに作ってもらったであろう衣装のコピーみたいなの着た子とか
ANGEL BLUEとかMINI-Kとか着た子もまだまだいたなあ。
うーん子供に好かれてこそ国民的アイドル。
小さい女の子の憧れの存在なんだろうなあと思った。

■しかしそんなファミリー達を見ていてほのぼのしていたのも一転。
私が取ったチケットはSS席、ファンクラブ席なのであり、
席につくと当然ながら親子連れの姿など全く見当たらず、
気合いの入ったお兄様方がたくさん。
見渡した限り、えりりんファン(亀井さん)、矢口ファンが多かった模様。
あきらかに私とKくんは浮いていたような気がしますた(笑)
会場の中は深いすり鉢型で、
収容人員(最大37000人、ステージセットの関係上今回はおそらく1万5000人くらい)のわりに
広すぎた感じも無く。
その最大の要因は、今回から取り入れられたというセンターステージ。
アリーナ席のど真ん中にはやぐらが立っており、その上方各面にはモニター画面が。
そしてそのやぐらを中心にして、X型の花道がアリーナの端まで伸びているという構成。
比較的どこの席に座っても誰かしらは見えるという親切設計。
たとえば「辻ちゃんだけ見たいんだよ!」という人には逆に辛い構成だったそうですが
(四方八方に散るためどこにお目当てがいるかわかりづらい、
 アリーナからだと逆に自分のいる正反対の側に行かれると見えなかったらしい、など)
私みたいな誰でもみんなスキー♪みたいな人間や、
Kくんみたいに全くの初心者の方でも楽しみやすかったのではないかと。
それにしても私達の席は200レベルという場所の中腹で、やぐらの真正面。
見やすくてかなりいいお席でした。3000円でほんとに申し訳無い(苦笑)

■さて普通押してあたりまえの大会場公演とはいえ、
昼夜2公演ある今回(夜は16時半開場、18時開演!)ならさほど押さないのでは…
と思っていたとおり、ほぼ定刻の13時に客電が落ちて暗転。
わーーつつついに始まるんですね!!!と思ったその瞬間、
暗闇に包まれた会場内、眼下に広がるは色とりどりのライト!
そう、ファンの皆さんはサイリウムと呼ばれるペンライトのようなものを持参していて
それが赤、青、黄色、緑、ピンクといろいろあって、しかもたくさん、
いやーこれが予想以上にめちゃめちゃキレイでかなり驚いた(笑)
そこにナレーションが入り、今日登場するメンバーをひとりひとり紹介し
そしてやぐらのモニターで始まるカウントダウン。
5、4、3、2、1、でパッと照明が一斉につき、真ん中にはモーニング娘。が!


01 浪漫〜MY DEAR BOY〜

■発売前の最新シングルからコンサートはスタート。
歌い出しは吉澤さんのセリフから始まって、、
そのときやぐら上のモニターに吉澤さんがアップになったんだけど、
なにぶん私達の席がモニタ画面の真正面なもんだから、
「キャー!よっすぃーが私を見てる!!」

って一瞬本気で思ったことをここで告白させていただきます(激痛)
ウギャ〜どんなライブ見ても「目が合った!」とか思ったことなかったのに!_| ̄|○
それにしても花道を含めた広いステージをかけまわり、歌い踊る様子は圧巻!
1曲目にふさわしい華やかさ。
もうこの時点で「来てよかったー!」と目をキラキラさせていた俺(笑)


02 Go Girl 〜恋のヴィクトリー〜
03 モーニング娘。のひょっこりひょうたん島

■たたみかけるように盛り上がるタイプのシングル曲を。
今回のツアーは先日出たばかりのシングルベスト2から構成されているため
アルバムからの曲が少なくて、ファミリーや
「バイト先の有線で聴いてたからシングルなら知ってる」というKくんのような人には
楽しみやすいコンサートだったのではないかと。
それにしてもファンの皆さんの合いの手、声援はすごいー。飛んだりはねたり。
でも自分が想像していたほどではなかったかも。曲もよく聞こえたし。
普段自分が見るライブとかで大合唱されたり
無闇にメンバーの名前言ったりしてる人(苦笑)とかいるとムカつくけど
最初からこういうもんだと思ってるせいかあんまり気にならない。
娘。の歌がちゃんと聞こえてるから問題無いってのもあるかもな。


-MC-
04 Do it! Now
05 AS FOR ONE DAY

■MCはひとりひとり順番に。
モニタ画面にアップになって、名前が字幕で出る大サービス。
Kくんやファミリーのパパみたいなつきそいの方には判りやすくてよいのかも(笑)
声援がとくに大きいって感じたのは辻ちゃん加護ちゃんかなあ。
そして「Do it! Now」、この曲大好きー!(嬉)
明るくにぎわっていた空気が一気にセンチメンタルな色に塗り替えられる。
この曲は後藤真希・娘。在籍時のラストシングルで
なっちとの2トップメインボーカルだったわけですが
当然そこの部分は違うメンバーが今は歌っているわけで、
そういうのはコンサートならでは。
普段家でしか娘。が歌うところを見ない私には頭でわかっていても新鮮だったなー。
続いて「AS FOR ONE DAY」、これもしっとり歌い上げる。
これは保田圭ちゃん卒業時の曲。ってことはもう1年前なのかー。早いなー。
てことは6期(亀井・道重・田中・藤本)が加入、お披露目されたのが
ちょうどその圭ちゃん卒業コンサートの時だったから、
うわー、時間の流れってあっという間。


-MC- (ゴロッキーズクイズ対決:矢口・高橋・紺野・小川・新垣・亀井・道重・田中)

■なんて思ってたら、その6期と5期(ゴロッキーズ)を中心としたMCコーナーへ。
なぜかミキティはいなかったけどそれはつっこんではいけない所らしい(笑)
これは矢口が司会をつとめたコーナーで、
4期以前のメンバーのパーソナルなクイズを出すという企画。
答えは4択で、間違いがひとつだけ。
ここで活きるのが四方に伸びた花道。
それぞれの花道に色がつけられ、これが正解だ!と思った場所にゴロッキーズは走っていくわけです。
その花道付近のファンの皆さんは走って来た娘。の皆さんに大声援を送るという。
どこの席にいても誰かが走ってくる(来ないときもある)かもしれないという
まさにセンターステージならではの演出。
アイドルのコンサートにはこういうコミュニケーションをはかる時間も大切なわけで
さすがだわ〜と感心することしきり。


06 恋のバカンス / W(ダブルユー)

■ここからは娘。メンバーソロや関連ユニットの時間。
まずはトップバッター、8月に卒業が決まっている辻加護ペアのデビュー曲から。
ノースリーブに赤いタータンチェックのミニスカートのおそろいの衣装、
雰囲気の似た髪形でほんと双子みたいなふたり。
このユニットが歌うとろを見るのも聴くのも初めてで、
某地方TV局で歌っているところの写真だけは見たことあったんだけど
実物見たらいや〜〜すげえなーこのユニット(笑)
ガールポップボーカルとして表現力に長けている加護ちゃんと
実はかなり歌唱力があってパンチの効いた歌声の辻ちゃんが
息ピッタリのダンスをおどりつつ、指をからめながら
ハモったりユニゾンでピッタリ合わせたりしながら歌うわけですよ。
デビュー曲にあるあぶなっかしさとかはもう全然なくて、完成度高い高い。
今度、歴代の女性ツインボーカルでの曲をいろいろカバーしたアルバム
出すことが決まっているそうなんだけど(Winkとかピンクレディーとか)
その中にうしろゆびさされ組の「渚の「・・・・・・」」があって、
もうそれ振りつきとかで歌ってるところとか想像したら、ややややヤッバーーイ!!!
年季入りアイドルポップスマニアとしてはもう妄想だけで鼻血ものですよ(爆)
…とか考えてたら歌い終わってました(爆)


07 エーゲ海に抱かれて / 飯田圭織

■かおりんソロ。
パニエ(ドレスの中にはく、スカートをふくらませるもの)のふくらみもゴージャスな、
ラベンダー色のロングドレスで登場の飯田さん。きれい〜〜(うっとり)
アダルトにしっとり歌いあげる。
そのあまりに優雅な立ち振る舞いに見惚れておりました。
やっぱりああいうお姫様なドレスって女の子のあこがれよね(笑)


08 浮気なハニーパイ / カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)

■ゲスト・カントリー娘。のコーナー。当然ながらミキティと紺野さんも。
最新シングルではなくて、振りつけがとってもポップで
こういうセンターステージに映える「ハニーパイ」だったのは大正解かも。
客席も大盛り上がり。


09 BE ALL RIGHT! / ココナッツ娘。

■ここからは今回のツアーの目玉とも言える部分へ。
ミニモニ。のリーダーである、ココナッツ娘。のミカさんが、
このツアーをもって日本での芸能活動を終了し、留学することになったため
まずはココナッツ娘。のミカさんとアヤカさんが登場。
ファンのみなさんにご挨拶。
ココナッツ娘。もはじめは5人いたのに、
なんだかんだで残ったのはこの2人…
ココナッツ娘。でヒットにめぐまれることは正直言ってなかったけど、
ふたりともハロプロのいろいろなユニットを支える屋台骨、
重要なバイプレーヤーだっただけに、胸を去来するものはいろいろあるのでしょう。
卒業するミカさんはしっかり挨拶をしていたけれど、
むしろアヤカさんが今にも泣きそうな雰囲気だったのが印象的だった。
実際、翌日の最終公演では号泣してしまったそうですが。
ココナッツの曲ではなく11WATERの曲がラストソングだったのはまああれですが
明るい感じでココナッツ娘。の最後を飾るのは、
笑顔がステキなミカさんにピッタリでよかったのでは、とも思う。


10 ラッキーチャチャチャ! / ミニモニ。
11 ミニモニ。ジャンケンぴょん! / ミニモニ。
12 笑顔のデート 最後のデート / ミニモニ。

■そしてミニモニ。最後のライブステージ。
ミニモニ。の最新曲でありミニモニ。ラストシングルの「ラッキーチャチャチャ!」から。
前シングルは大人っぽい路線になったミニモニ。だけれど
最後はこういういかにもミニモニ。らしい明るくポップでキュートな曲。いい感じ。
そしてここでサプライズが!
ミニモニ。発起人であり、初代リーダーである矢口さんが登場したのです!
これ、同じツアーのここまでの日程にはなかった演出だったため、
会場内はそりゃあ騒然、歓喜の声が!
すみません、私も本気で喜びました(爆)
(ちなみに最近私の廻りで知らなかった人がいたので追記しておきますと、
 最初ミニモニ。は矢口、辻、加護、ミカで結成されたのですが
 事務所の方針により2003年矢口はミニモニ。を“卒業”、
 替わりに高橋愛さんが加入して現在活動を続けてました)
そしてデビュー曲である「ジャンケンぴょん!」を5人で披露。
これはーお客さんのお子様たちもうれしかっただろうねえー。
やっぱりお子様にとっては矢口さんのいた頃のミニモニ。のほうが印象に強いだろうし。
ていうかやっぱりミニモニ。のラストなら矢口さんは欠かせないでしょう!

■そして最後にバラード「笑顔のデート 最後のデート」を。
こうして聴くと、お子様向けユニットとされていたミニモニ。だけれど
実はメンバー全員歌唱力あるんだよねえ。
加護ちゃんこそ女の子っぽい、可憐な歌声の持ち主だけれど
他の3人はむしろ大人っぽいメロディの映える事映える事。
なにげにかなりゼイタクなユニットだったということを知らしめて、
ミニモニ。ラストステージは終了したのでした。


(日記ツールに「長すぎるので短くしろ」とはじかれてしまったので(爆)
 前半と後半に分けます。続きは↓へ)


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