■aikoニューアルバム、CCCD化決定
_| ̄|○ ああ…ついに恐れていたことが来てしまったのですね… 最新シングルがCCCDになった時にハラはくくっていたものの。 やはりショックはでかい。 つーか、ショックを通り越して悲しさも感じないですよ。
■基本的にライブがあってこそなわたしの好みの中で、 今の時点で例外なのが、SUPERCARとSyrup16gとこのaiko。 この3組の音源は本当に大好きで、 他のミュージシャンと比べてもかなり聴きこんでいる。 この3組はライブを見なくても音源だけで満足できる。 中でも、「音源だけもいいけど、ライブも見たい!」 というSUPERCARとシロップとは異なって、 aikoは音だけで、声だけで満足できる貴重な存在。 特に「桜の木の下」なんて、これがアナログならまさに擦り切れるほど聴いた。
■この「桜の木の下」の他にも、 ずっと聴き続けるであろう音源はたくさんある。 ピチカートファイヴの「月面軟着陸」だったり、 RCサクセションの「シングルマン」だったり、 矢野顕子さんの「SUPER FOLK SONG」だったり、 SUPERCARの「JUMP UP」だったり、 GRAPEVINEの「退屈の花」だったり、……以下略。
■一生の友となりうるこんな音源達の、 ひょっとしたら仲間入りをしていたかもしれないのに。
■聴きたいですよ、ええ、そりゃーー聴きたいですよ。 晩秋の夜長にあたたかい飲み物を入れて、 静かに部屋でひとりaikoを聴く贅沢。 嬉しくなったり悲しくなったり笑ってみたり泣いてみたり それがひとりの歌声で感じられる。 しみいるように聴きこむこの時間が、私は本当に本当に好きなのだ。 それが、根本から奪われてしまった。 私は自分の部屋でこの新しいアルバムを聴くことはできないのだ。 CDをデッキに入れたら壊れるかもしれないのだ。 そんな可能性があること自体が問題で許せないのだ。
■「CCCDになったからって買わないほうが理解できない。 そのミュージシャンを思う気持ちはそんなもんだったのか?」って? 私からしたら、そんなふうに音楽が汚されても (この表現は被害者意識が強くて好きじゃないが他に適当なものが見つからない) 何も感じられないほうが信じられない。
■ここで私にとっての新しいaikoのうたは途絶えてしまうのか。 いーやーだー。
■私はただaikoの歌を聴いて楽しみたいだけなんです。 安心して聴いて楽しめる権利が欲しいのです。 ただそれだけです。
|