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2003年08月09日(土)  この果てには
■おかんとの青森への旅より帰還いたしましたー。

■連日目に優しい緑色ばかりみてました。
都会の風景は目によくありません。
そうそう、MD(もしくはCD)を持って行かなかったことをくやみました。
ぼんやりと音楽が聴きたかったー。
不思議と一番聴きたかったのはSUPERCARの「スリーアウトチェンジ」。

■今回の旅がなぜ青森だったのかというと
私が1歳から13歳まで住んでいた家の近所にMさんという方が住んでいて
Mさんは私が10歳の時に盛岡(その後青森)に引越しをしたのですが
その後も母同士のおつきあいはつづいておりまして。
今までも何度か「そっちに遊びに行くわ!」みたいなことはあったようなのですが
今回ついに本気で事が動きまして、
なぜか私が狩り出されいざ青森へ、となったわけなのです。

■Mさん家には私のひとつ下のSくんと、
3つ下のMちゃんというふたりのお子さんがいて
近所に住んでいたころは毎日のように遊んでいたものでした。
いわば、家族以外ではじめて関わった世界、所謂「幼なじみ」。
ふたりとはその引越し後最初の夏に会ったのを最後に全く会っておらず
今回20年ぶり(!)の再会になったわけなのです。
最初、どう接したらいいのかしら?と思ったりもしましたが
会った途端20年という年月は無かったかのような空気が。
いやー不思議だ。全く久しぶりという感じがしなかった。
勿論お互い見かけは全く変わっていたわけなのですが(笑)
ちょっと話はそれますが、私の本名「ゆみこ」で私を呼ぶ人は案外少なくて、
両親と片手で足りるくらいの友人とあと歴代彼氏と。
最近では会社の人の一部が呼んでくれてるんですけども、
で、今回Sくんと会った途端、
「うおーゆみちゃん久しぶり!」と言われて、全く違和感なく、
かつ懐かしく、耳に馴染んだのは三つ子の魂百まで効果みたいなもんだろうか。
幼なじみは他にもいるけど、
あの居心地の良さは皆共通してるなあ。
子供の頃の幸せな記憶がそうさせているんだろうか。

■さて今回3泊4日の旅だったわけですが、娯楽三昧でした。

<6日>
■青森着
■雲谷温泉でサクッとひとふろ
■ねぶた祭りを見にゆく(街頭パレード)

<7日>
■太宰治生家・斜陽館へ
■温泉・津軽長生殿で露天風呂をたのしむ
■ねぶた祭りフィナーレ・海上運行と花火大会を招待席で見る

<8日>
■棟方志功美術館へ
■三内丸山遺跡へ
■奥入瀬温泉にて宿泊。露天風呂を満喫

<9日>
■朝から露天風呂
■十和田湖へ
■台風接近の中帰宅


■なんかもーすいません〜つーくらいに温泉三昧、&ねぶた祭りを堪能。
ねぶた祭りはすごい迫力!! TVで見るのとは大違い。
すごくパワフルで、さすが日本を代表するお祭りだなあと素直に感動。
2日目は普通じゃ入れない招待席にて鑑賞できて、
海上から打ち上げる花火をありえない迫力で楽しめました。
そして、特に優秀なねぶたを海上に浮かべてパレードする海上運行。
街中を練り歩くのもかっこよかったけど、
他に光の無い海上でねぶたが浮かび上がる様もすごくかっこ良かった!

■温泉は奥入瀬の露天が一番すてきだったなー。
温泉浴、森林浴にくわえ、
すぐよこに滝があるのでマイナスイオン浴もできるという(笑)
しかしほんとにきもちよくて。頭スッキリしました。
あんなところで朝からぼやーっとできる幸せ。
ああ、また社会復帰できなそう(笑)



■以下、よく見ているテキスト個人サイトでの一文。

『性的に交わるのは簡単過ぎんだよなー。
 しかも愛してなくても全然簡単に交われんだよなー。
 とか言うと凄えー、怒られそうだけど、でも絶対そうじゃん。

 俺は性的に交わるのは好きなんだけど、とか言うのもアレだけど
 とにかく、セックスよりも全然気持ちいい場所を見付けたんだよー。
 セックスと違って、その場所にゃー、愛がないと辿り着けないんだよー。

 そういうの、凄くねー?』

ああ。ちょっとマジで泣きそうになりました。

■どうも夏は情緒不安定になって困る。
こんな夜はSUPERCARだ。しーみーるー。
ああああああああ。エゾ行きたい。スパカだけでも見たい。スパカ切れだー。
というわけで突如携帯の着メロ、スパカをガンガンダウンロードした。
切ない。

■一年に一度だけどこでもドアを使ってもいい、とドラえもんが言ってくれたら
私はエゾのSUPERCARを見るために使いたい。
「AOHARU YOUTH」が聴きたいなあ。

■こんなにこころがやさしくほぐされてゆく音楽はほかにない。
SUPERCARは私の中で静かにどんどん大きくなってゆく。


□BGM:SILENT YARITORI/SUPERCAR


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