とうとう国家権力に負け、この前やらかした右折禁止の罰金を銀行で払った。そのあと散髪に行く。髪を切っているときにやって来たお客さんがその散髪屋の近所にある鳥の唐揚げ屋さんで買った手羽先が美味かった話を延々とし始めた。あぁ、あの時、あの場所で右折さえしなければその店の手羽先をお腹いっぱい食べることができたものを。