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パソコンショップに行ってコンピュータの修理を頼んだ。 店に着くと店員さんは強力なバールでケースをこじ開け、クモの巣状に絡まったケーブルの間からこぶし大の鉄の塊を取り出した。どうやらそれはエンジンらしい。手際よくその塊を分解し、マイクロオイルや古くなったネジの交換をする。マイクロオイルが劣化していたため度々コンピュータはフリーズを繰り返していたと説明を受けた。元通りに塊をケースに収め、石炭のかけらと水を1リットルほど注入し、マッチで点火するといつもの元気なコンピュータに生き返った。ケースの隙間からは蒸気がポッポーと勢い良く噴出して、まるで店員さんに「ありがとう」と言っているようだった。
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