月とおっちゃん四万十川で漁師を営むおっちゃんはホンダスーパーカブに乗って家路を急いでいた。この沈下橋を渡れば我が家だ。おっちゃんは家に帰って一杯やることしか頭になく、空に月が二つ昇っていることを知らない。目の前に見えていることだけが全てではない。