| 2008年11月08日(土) |
映画「レッドクリフ」 |
見てきました、「レッドクリフ」! 「三国志」のいわゆる名場面、赤壁の戦いの映画化です。 と言っても、今回はパート1。 これから、と言うところで終わってしまいます(笑) パート2は、来年の4月だそうですけど。
さすが、中国。とにかく人数に圧倒されます。 ものすごい人数のエキストラ。なにせ、戦場が舞台ですからね。 メインの武将は数人。後はひたすら、大人数の兵士たちです。 あの迫力は、やはり映画館の大画面で味わいたいところ。
キャスティングも、なかなかよかったと思います。 私の中では、それぞれの人物のイメージは、ほぼぶれることなく、スムーズに重なりました。 昔、吉川英治さんの「三国志」を初めて読んだ頃、この壮大な物語りを映像として見たいものだと思いましたが、まさに目の前で「三国志」の世界が展開されている。そのことに感動しました。
金城武さんの孔明は、若々しさの中にも自信やゆとりを感じさせ、冴えたまなざしが素敵でしたし、トニー・レオンの周瑜は、穏やかな落ち着きと、武将としての統率力を持ち、それでいて平素の優しい表情が、これまた素敵でした。 他にも、曹操、孫権、劉備、関羽、張飛、趙雲と、それぞれぴったりの雰囲気の役者さんたち。 そうそう、孫権軍の武将を演じた中村獅童さんも、なかなかの見せ場があり、大活躍でした。
ストーリー的には、いくつかちょっと気になる点もあったのですが、まあ細かいところは置いておいて(笑) 久々に、わくわくするような映画でした。
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