いきなりですが、つい先日発売されたばかりの「小説すばる」の表紙です。 と言っても、これは裏表紙。表は、ごく普通の(?)絵柄なのですが(^^;
この「小説すばる」1月号に、来年2月に公開される「L change the WorLd」の小説版が載っていると言うことは、「デスノート」ファン、特にLファンは、知っている方が多いのではないかと思います。 そうでなくとも、すでに終わってしまった物語の中から、またもやLが復活(?)して、なにやら活躍してくれるらしいと言うだけで、ファンとしては、ドキドキわくわくなところ。 「独占先行全文掲載!」と銘打たれては、そりゃ気になりますとも(笑) しかも、この表紙ですから、原作ファンの方も思わず目が引かれるところでしょう。
普通、まず原作の小説なり漫画なりがあって、それを映画化となるのですが、今回はどうやら映画化が決まり、その内容をまず小説化して出す、と言うコンセプトだったらしい。 おまけに、執筆するのは覆面作家、Mとのみ。もちろんプロの作家さんですが、このプロジェクトに参加する条件が、自分の名前を出さないと言うことだったとか(^^; ずいぶんと気を持たせてくれるじゃないの、と思いつつも、しっかりGETしている私(笑)
正直なところ、こういう小説系の雑誌は、今まで買ったことがありませんでした。なんだか、あまりにも盛りだくさんで、しかも読みたい作家さんばかりが載っているわけではないので、読書傾向がものすごく偏る私としては、なかなか手が出しにくい雑誌と言えるのですが。 それでも、今回だけは、しっかり買いました。 ええ、Lファンですとも!(笑)
まだ途中までしか読んでいませんが、これはとことんLファンのための企画だなあと、今更ながら・・・(^^; 小説を読んでいると言うよりは、映画の脚本を小説家したものを読んでいるような感覚があります。 映像が浮かんでくるような書き方と言いましょうか。文章を読みながら、すでに頭の中では、映画を見ているような気がしてきます。
さらに、サービス精神旺盛だなあと思われるのは、原作や前回の映画「デスノート」を見ている人だと、「ああ、あのことね」と思わずくすっとしてしまうようなセリフやシーンが、あちこちに散りばめられていること。 今のところ、読んでいて「これはLらしくない」と思えるような言動はなく、頭の切れも超甘党もあいかわらず、でも「デスノート」の時よりは、ずいぶんと行動範囲が広がっているようなところは新鮮です。
ストーリー全体の展開については、最後まで読んでみないとわからないですが、ただどうしても「デスノート」でのキラと言う、今までにないダークヒーロー像と比べてしまうと、今回の敵はさて、どうなのでしょう(^^; もっとも、「デスノート」は、あくまでも夜神月、いわゆるキラが主役であったのに対し、今回はLが主役なので、Lの活躍が一番の見所であればいいと言うことかな。
話題作りに関しては、今回の映画も「デスノート」に負けないようです。 後は、実際に見て「これは面白かった」と思えるかどうか。 その予測も、この小説である程度はつきそう、かな(^^; と言うわけで、まずはこの小説を読み終えることに専念します(笑) もし、読んだ方いらっしゃいましたら、感想聞かせて下さいね(^^)
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