| 2007年05月17日(木) |
自分に言い聞かせて・・・ |
すみません、またもや連ドラのお話です(^^; 水曜夜10時からの「バンビ〜ノ」、夕べもしっかり見たのですが。 いやぁ、なかなか考えさせられます、と言うか、思わず「そうそう」と納得してしまいました。
都内の人気イタリアンレストランの厨房にヘルプで入った通称バンビ。 ヘルプの期間も終わり、博多に帰ったバンビは、どうしてももう一度あのレストランで働きたいと思い、ついに大学も中退し、恋人とも別れて、再度上京します。 今回は、ちゃんとした正社員としての採用です。
ところが・・・なんとバンビが回されたのは、厨房ではなくホール。ようするに、いわゆるウェイターさん(イタリア語では、なんだかとっても難しい呼び名でしたが)、接客と言うわけですね(^^; 厨房に入る前に、接客を学ぶと言うのが、そこのレストランの方針。 当然、彼は不満です。 こんなことをするために、博多を捨ててきたんじゃない、と。 その態度は、仕事上にも現れ、接客なのに仏頂面をしていて、お客さんから「料理がまずくなるから、視界に入らないで」と言われる。 グラスを割って、ホールの雰囲気を壊す。ますます表情はこわばる。
そこで・・・ドラマを見ている人は、気づくのですね(はい、私も気づきました) あ〜あ、バンビは自分のことしか考えていないよ、と。 周りは、さりげなく彼のことを気にしてくれている。 大丈夫かなと様子を見てくれていたり、声をかけたてくれたり、ミスをカバーしてくれたり・・・(なんていい人たちだ!) なのに、彼は自分の不満にばかり気をとられていて、何も気づかない。 思わず「おいおい、もっと周りを見てよ」と言いたくなるくらい。
でも・・・これって、けっこうありがちなんだなあ(^^; 人は、自分が不本意な時、つらかったり、不満があったりする時、どうしても自分の気持ちばかりが優先してしまいがち。 これは、私もよくあることで、うまく何かのきっかけで、そのことに気がつけると「あ、だめだめ、自分のことばかり考えてるよ」と反省できるのですが。 でも、なかなか難しい。 ですから、このドラマを見ていて、「あ〜、やっぱり自分のことばっかりじゃだめなんだな」とあらためて、反省したりしました。
さて、そしてバンビ君、厨房の先輩に、自分は料理がしたいのだ、厨房で働きたいのだと、切々と夢を訴えるのですが。 先輩から痛〜い一言を頂きます。 「目の前のことに必死になれない奴に、夢を語ってほしくない」と。 誰もが何かしら不本意をかかえながら、がんばって仕事しているんだ、と言うようなことも。
そう、そうなんですよね。 とにかく、目の前にある仕事を、自分が今やるべきことを、必死にやることが大切なんだ、とあらためて思わされました。 いえ、一応・・・仕事は必死にやっているつもりではありますが(^^; ちゃんと周りも見ているかな、自分のことばかり考えていないかな、と。
これは、仕事に限りませんね。どんな時でも、きっとそうなのでしょう。 気分が沈みがちの時は、なおさら注意。 周りが見えなくならないように、とね。
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