私の好きなシリーズもののテレビドラマがまた始まりました。 いわゆる連ドラと言うのは、めったに見ない私なのですが(^^; ここのシリーズは、なぜか大好きなんです。 テレビ朝日さんの「相棒」。 刑事ものと言ってしまえば、それまでなのですけど(^^; ちょっと他の刑事ものと違うぞ、と私は思っています。
主演は水谷豊さんと寺脇康文さん。 水谷さん演じる「杉下右京」は、常にビシッとスーツを着こなし、銀縁眼鏡をかけ、インテリっぽい雰囲気。 紅茶を愛し、時間のある時には一人ガラス細工のチェスに興じると言う、ちょっとイギリス紳士を意識したような感じ・・・なのですが、世間ではしっかり変人と見られているよう(笑) 冷静で鋭い観察力、推理力を持ち、犯人に対しても穏やかな物腰ながら、実にしぶとく付きまといます(^^; 寺脇さん演じる「亀山薫」は、陽気でさっぱりとした熱血漢。 服装はラフ、一見軽め(笑)、笑いの要素も取りながら、人情に厚く、熱意を持って事件に当たる。 杉下だけでは、ぴりぴりとしてしまいそうな場をも、明るくなごませるおおらかさを持っています。
このまったく正反対のふたり、ちぐはぐなやりとりや、時に鋭い突っ込み、時にちくりと嫌味(笑)、そうかと思うと、ツーカーで息を合わせるなど、なかなかユニークな相棒ぶりを見せてくれます。 特命係と言う、警察の中でも厄介者扱いの部署に二人だけでいるのですが、なぜか毎回ちゃっかり事件に係わっている(笑) 刑事ものですから、やはり殺人やら何やらがメインになるのですが、それほど過激ではなく、むしろスマートな推理小説のような雰囲気があります。
シリーズも第4弾となり、すっかりお馴染みになったメンバーたちがまた登場するのは、嬉しい限りです。 紳士的な杉下刑事と陽気な亀山刑事、ふたりのやりとりや推理の有様を見ているのは実に楽しい。 でも、実際にこんなしつこい刑事たちにつきまとわれたら、犯人はさぞやストレスがたまるのでしょうねえ(笑)
|