ニムの花
ニムのひとりごと*ニムの落し物*ニムの恋

2003年10月29日(水) 君オモフ別レノ詩



鳥が空を飛ぶように
私は恋に落ちた

夢を見るように
日々は流れた

月に手を伸ばすように
祈りを捧げた

なにもかも自然なこと
なにもかも非現実なこと



緑の草むらから虫を探すように
君が喜ぶことを探した

紅い夕日が沈む頃に
君への詩をうたった

白い息がこぼれるような夜に
君のそばに居た

すべて捨てて
すべてを愛した



私に何をあたえよう?
あなたが奪った私の心に。

あなたに何を手向けよう?
彼女の横で微笑む君に。



君の「私」は「友達」で
私の「君」は「友達」ではない。



この愛を粉々にして夜空に散りばめよう。
そうすれば永遠に輝けるから。
あなたを死ぬまで見つめながら。





これは君を思う別れの詩。











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