Water Garden
あや



 ストーカー

バイトが終わってから
T晴とご飯を食べに行ってきました。


話のメインは先日の拉致監禁について。


詳しい話はちょっと端折っちゃうけど
彼がそういう行動を取った原因というのが


俺の人生をめちゃくちゃにした。
だから、お前の人生もめちゃくちゃにしてやる。



だとか…。
出鱈目すぎ。


笑って話が出来るくらい元気になるのに
どれだけ悩んだのか。辛かっただろうに…。





そこでふと思い出したのが
自分もストーカー被害に遭った事があると言う事。


大学3年生の時の話で
ストーカーに変貌したのはI先輩。


最初、I先輩はYちゃんという美少女に惚れていて
色々相談に乗っていたんです。
そのうち、先輩の態度が微妙に変わってきて
何故か「彩音のことが好きだから」って。


この時点で昌彦さんと付き合ってるのは
周知の事実だったし、
正直ネタとしか思えなかった。
ある意味二股だし(笑


本気でヤバイと思ったのは
昌彦さんの家まで付いて来られた時。

「危ないから送るよ」だの言って付いてくる。

危ないのはお前じゃ―――!
って今なら言えるのに。
当時は怖いっていう思いでいっぱいで
どうにも振り切る事が出来なかったんです(泣


30分ほど歩いて家に到着すると
今度はするっと玄関に入り込まれて
なかなか出て行ってくれない。


しかもずっと話しかけてくる。
私は…一番奥の部屋で
クッションを抱えて泣くことしか出来なくて。


昌彦さんが帰ってくるのは12時過ぎ。
それまで居座られるのかと思うと怖くて仕方が無かった。


まだそれほど携帯が普及していない時だったので
誰にも連絡が取れないのが本当に辛かったです。
(私は持ってたんだけど/苦笑)






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冷静になると笑えるけど、
この時はほんと洒落にならなったですよ(;´Д`)


結局どうやって先輩を追い払ったかは覚えてません。
今も、思い出しながら書いてるけど、
だいぶ記憶が飛んじゃってます。


だって正味3時間は居座られたはずなのに
印象に残ってるのが上記の台詞だけなんだもの。


人間の記憶ってウマイ具合に出来てるなぁ(苦笑


勿論、もっと嫌な事はたくさんあったけど
今はそれほど恐怖感も残ってないし
笑い話として人に話す事も出来る(笑


何より嬉しかったのが、これを境に
昌彦さんが凄く優しくなった事。


I先輩が私のそばに来ると
必ず間に立つようにしてくれたりね。
私の周りを気にしてくれたのが本当に嬉しかった。


何だか守られてる気分だったの。
さすがに単純だったかな(笑



……



そうそう。
I先輩、見ているなら挨拶代わりに


「離婚した?」


って聞くの止めてください(怒
結婚する前は「いつ別れるの?」だし…。








…見てないといいな(汗



まあ、こんな感じでT晴にも
面白おかしく話してみました。


元気になるといいな。


2003年02月28日(金)
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