ぐーたら日記。ちゅーか単に心の叫び(爆)

2011年03月31日(木) SS 胸が苦しい。

どきどきどきどき。
ドキドキしすぎて、胸が苦しい。痛い。
ああもうヤバイ、ヤバすぎる!
お、落ち着けオレ!
高鳴る心臓にちょっとばかし、パニックをおこしかけていた。
いったいこの状況は何なんだ?
まだ昼間だけど。真っ昼間だけど、事務所の中に課長と二人きり。
そんな事、今まで一度だってなかった。いつも誰かがかならず居て。
なのに今日に限って二人きり。
ちょ、マジで〜っ?!な、なんで皆どっか行っちゃったんだよっ?!!!
シンと静まり返った部屋に、カタカタとキーボードを打つ音だけが響いている。
画面には意味の無い文字。
仕事してるフリして、実は何も頭に入らない。
あまりにも静か過ぎて、自分の心臓音が聞こえるんじゃないだろうかとよけいにドキドキしてしまった。
あああ、どうしよう、どうしようっ!課長に聞こえちまうんじゃねぇの?!
恥ずかしい、やべぇ恥ずかしいよー!
「メシ食わねぇの?もう昼だよ」
突然そう声をかけられて、ハッと意識が現実にもどった。
「えっあっあれ、もう12時過ぎてんですね」
「ははは、過ぎてるよ〜」
ホントはそんな事、わかってた。
けどでも今この状況で、課長と二人っきりな中で、オレの粗末な弁当なんか広げらんねぇよっ!!!
早く誰か帰ってきやがれ〜〜〜〜!!!
どっどっどっと心臓の鼓動は更に早まり、今にもぶっ倒れそうになっていた。
いったいオレはなんだってこんなにドキドキしてんだよ?!
課長は男だぞ?
しかもオッサンだぞ?
もうすぐ定年間際だぞ?!!!
だけど課長の声って・・・すげぇ渋くて耳に心地いい。
ずっと聞いていたい。
聞いてるだけでうっとりする。しゃべり方も好きなんだ。
もちろん声だけじゃなくって見た目もカッコイイ。
オッサンだけど、そうなんだけど・・・・。
ヤバイ、ほんとにもうヤバイ。
オレ・・・すっげぇ課長の事が好きなんだ。
「かっ、課長!おおおおお、オレッ・・・・!」
ギャ〜!何言おうとしてんだオレっ?!
いやでも課長と二人きりなんて、この先一生ねぇかもしんねぇ。
告るなら・・・今しかねぇ!
「あ?何?」
「オオオレじつは・・・っ」
「あ〜おなかすいたぁ」
ガチャリとドアが開いたかとおもうと、事務員さんが部屋に入ってきた。
引き出しから弁当をとりだし、休憩ルームへと入っていく。
「・・・・オレ弁当なんで課長、昼メシ食い行くなら一人で行ってきてください」
「おお、わかった」
あっさりと課長は席をたって食事に向かった。
ひとり事務所に残されたオレの心臓はまだ、バクバクいっているのだった。
ああマジで、胸が苦しい。
これが恋ってやつですか?

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・・・・実話です(爆)
すんません、いきなり。
やぁもう久しぶりにトキメいてしまったのでついね、書いちゃった。
ちなみに自分、女なんで!なぜに男で書いちゃうの(笑)
まぁそういう妄想しちゃったよ、ってな話です。
自分が男だったらきっと押し倒してた(爆)
あ〜たまらん!


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マキ ミバラ

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