◆◆◆日常なんてこんなもの◆◆◆
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2002年09月11日(水) 宗教って何なの??

きっと、この日記を読んで下さってる皆さんも見たことでしょう。

『カメラはビル内部にいた』の映像。

先週あたりに予告で知って。絶対見なくちゃ!と思ってたんだけど。

爆発音や、消防士たちの奮闘。舞い散る書類やビルの破片。

何が起こったのか分からない表情でビルを見上げる人々。逃げ惑う人々。

残された真っ白な世界。そこにあるはずのものがなくなってる現実。

ホントに映画を見てるような感覚に陥るほど、リアルすぎて逆に現実離れしてる気が。

今見ても、やっぱり映画見てる気がするもの。

ちょうどその頃、サンフランシスコにいた友達のことを、バイト先皆で心配してた。

(このときはホントに心配した。特にその子の彼氏、すっごい顔してたし。)

私たちはホントに平和な日本で暮らしてるな、って思った。

アメリカ国民もまさか、こんな事起こるだなんて思わなかっただろう。

爆発騒ぎはあったりするケド、自殺テロとかとは別次元のお話の日本。

(大きい小さいはあんまり関係ないと思うけど)





確かに。いつ何が起こるのか、分からないのが現実。

でも、この現実だけは起こって欲しくなかった。

世界中の人がそう思ったに違いない出来事。

ただテロリストにとって目障りな建物だったから。異教徒の国だから。

たったそれだけのために、無実な人を何千人と巻き込んで。

それも宗教だというの?指導者はたったそれだけのコトバで終わらせるの?

そんな宗教ならないほうがいい。キリスト教だって、イスラム教だって。

その他の宗教だって、1人の神を信じるがために、邪宗だと他教を非難するなら。

結局は考え方同じだということに、気がつかないの?

忌み嫌う他教と同じだということに気がつかないの?

心の拠り所として。精神の安定の場として。幸せを願うもの。

宗教って、そういうものなんじゃないの?

人を傷つけることに何の意義があるのだろう。

でも、やっぱり『その宗教の考え方だから』って括ってしまうのよね。結局は。





でも、アメリカの報復攻撃も許されるわけはナイ。

絶対正義なんてありえないのだから。

それに。誤爆を受けた、無実の人に対する陳謝の言葉がない。補償がない。

それは、テロリストがいた国だから?

解放とは名ばかりの行為。

いきなりの空爆で傷ついた人々への保証も何も行われていないという現実。

『世界をリードする国』という名前だけを掲げ。

被害国となった事実は確かにある。

でも、だからこそ、他にとるべき方法はあったはず。

世界各国を味方にできる国だもの。

リードする国だったら、なおさら武力行使ではなく、何らかの方法をとって欲しかった。

そういった態度をとることで、更にテロとか起きていく気がしてならない。

今でもまだ続いてる報復攻撃。そんなに戦争好きなの?あほらし。





そりゃ。人それぞれに考えがあって。

皆が皆同じ考えかたを持ってるわけが無いのが事実。

私だってこう書いてはいるけど、読んでくれる皆も全てそう思ってるとは思ってない。

けど、多少違うくても、いい方向への解決策を見出せるような。

そんな思いは一致して欲しいと思う。

武力に武力で対抗するような考え方じゃなくて、、、、。





アレからちょうど1年。

追悼集会で掲げられてた『WE WILL NEVER FORGET』の横断幕。

なんだか、凄く心に残った。

この同時テロ事件関連で、亡くなられた無実の人々。

ご冥福をお祈りします。


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